ギャルっぽいと敬遠しがちなムートンブーツですが、大人っぽくリッチな雰囲気にも仕上がります。しかも防寒はもちろん歩きやすさもパーフェクトです。ぜひ取り入れてみてください。
■1:ラウラ・ウィテックは…上半身と足元の色をリンクさせて切れのいいスマートさを演出
ブロガー、ラウラ・ウィテックがドイツ、ケルンで見かけられたときの着こなしです。インナーは見えませんが、ベージュのジャケットに同じ色のストールを巻きつけ、レザー風の黒パンツを合わせていました。足元にはジャケット&ストールの色とリンクさせたムートンタイプのショートブーツをピックアップ。単調になりがちなベージュ×黒のカラーリングですが、パンツのレザー、ブーツのムートンというように異素材をミックスさせているため、マットで地味に見えません。特にムートンのウォーム感が際立って、上品なインパクトに。こんなレースアップタイプのムートンなら、大人っぽく仕上がって取り入れやすいはずです。
■2:ティナ・ハーゼは…白×キャメルのリッチ配色で表現するスポーティーフェミニン
2023年1月半ばにスナップされていたのは、デジタルインフルエンサー、ティナ・ハーゼ。タートルの上にジップ付きニットとジャケットを重ね、スリット入りロングタイトを組み合わせて颯爽と。色味がクリーミーな白とキャメルなので、それだけで着映え効果を発揮できます。ニットやヘアバンドのキャメルをリピートした足元のムートンブーツが引き締め効果にも。ロングタイトともバランスよくまとまるのは、厚底のデザインのおかげです。彼女は白いソックスをちら見せさせていますが、ブラウン系やグレーのタイツですっきりとジャケットからスカート&足元のIラインをつなげて着こなしてもスマートに決まります。
■3:アンナ・ウィンターは…流行の厚底は辛口モードなモノトーンの装いに合わせて切れよく
デジタルクリエイターのアンナ・ウィンターをドイツ、ベルリンでキャッチ。Tシャツを白、レザーパンツとロングコートを黒でまとめていました。黒がメインの着こなしにメリハリづけとなった白Tが抜け感になって爽やかさを際立たせています。いたってシンプルなモノトーンスタイルはなかなか全身の中でポイントがつけにくいのですが、こんな厚底のブーツならパンツになじみよく存在感は十分です。しかも履くだけでスタイルアップができてうれしい限り。最近トレンドなのはくるぶし上までのやや短めな長さのブーツ。ボリュームが出すぎないため、大人でも抵抗なく取り入れられます。
ムートンブーツを今季らしく大人っぽく履きこなした3人にクローズアップしました。「若い世代のアイテムだから」と決めつけず、スナップのアレンジを参考に取り入れて、こなれたカジュアルを完成させましょう。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀