シャツの襟型にバリエーションが増えたことで、Vゾーンは着こなしの、より重要な要素となる。ストライプ柄やヴィンテージ調の味わい深いタイが復活し、絶妙なアクセントをつくれるようになったのだ。

ラウンドカラーシャツ

¥20,000(ビームスF 新宿〈ギ ローバー〉)

襟先を丸くカットしたラウンドカラーシャツも登場した。クラシックで落ち着いた「誠実スーツ」に、優しい印象を漂わせるデザインとなる。ライトブルーのコットン・オックスフォード生地で、爽やかな胸元を演出したい。

タブカラーシャツ

¥60,000(ストラスブルゴ〈フライ〉)

1980年代、デザイナーズブランドの隆盛とともに、大人気となったタブカラーシャツも注目。往年のクラシックなスタイルを彷彿させる、高い台襟のデザインがよみがえり、実に新鮮だ。極薄のなめらかなコットンブロードを使用する。

ストライプネクタイ

各¥10,000(ビームスF新宿〈ブリッラ ペル イル グスト〉)

ストライプタイには、レジメンタルやレップなど、様々な種類があるが、クリアな色彩のストライプ柄が、現代的なトラッドの表情を伝える。ヨーロッパの洒落者たちがストライプタイを締め始めたことで、一気に再熱。

ヴィンテージ調のネクタイ

右/¥11,000(アイネックス〈ロバート フレイザー〉) 中/¥37,000(マリネッラ ナポリ 東京ミッドタウン〉) 左/¥19,000(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター〈ドレイクス〉)

ペイズリーや小紋柄など、渋い色味のヴィンテージ調のタイは、必携だ。

以上、誠実スーツに向くシャツとネクタイを紹介しました。

※価格はすべて税抜です。※2017年春号掲載時の情報です。

この記事の執筆者
TEXT :
矢部克已 エグゼクティブファッションエディター
BY :
MEN'S Precious2017年春号 華美に走らず、奇をてらわず、大人の誠実スーツの流儀
ヴィットリオ矢部こと本誌エグゼクティブファッションエディター矢部克已。ファション、グルメ、アートなどすべてに精通する当代きってのイタリア快楽主義者。イタリア在住の経験を生かし、現地の工房やテーラー取材をはじめ、大学でイタリアファッションの講師を勤めるなど活躍は多岐にわたる。 “ヴィスコンティ”のペンを愛用。Twitterでは毎年開催されるピッティ・ウォモのレポートを配信。合わせてチェックされたし!
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クレジット :
撮影/小池紀行(パイルドライバー/静物) スタイリスト/村上忠正 構成・文/矢部克已(UFFIZI MEDIA)