長時間かかる旅の移動では、快適さはもちろんですがスタイリッシュに装いたいもの。移動時のリアルなSNAPをお手本に、かっこよく軽快なスタイリングをつくり上げましょう。
■1:イリス・ミトゥエールは…薄くて軽い着心地のキルティングジャケットは温度調節にも便利
フランス代表としてミス・ユニバースの世界大会に出場し、優勝したイリス・ミトゥエール。ニースの空港に現れた日は、ブラウンのインナーにウォッシュドデニムを合わせ、アウターとしてキルティングジャケットを羽織っていました。軽い着心地がうれしいキルティングは、カーディガン感覚で使えるため、機内でもストレスなく着こなせます。ベージュを基調にしたモードっぽい柄が、存在感十分です。ジャケットが短めの丈なので、ストレートラインのボーイズデニムがよくマッチし上半身をコンパクトに見せています。ベージュ×ブルーの淡いトーン合わせも、品がよく女性らしい印象に。寒い場合はこの上から、厚手のアウターを重ねても着膨れせずすっきり仕上がります。
■2:ファン・ビンビンは…ゆるっとサイズのナイロンブルゾンで流行のリラックススポーティーに
中国、山東省出身の女優、ファン・ビンビンが上海の空港で見かけられたときの着こなしです。スタンドカラーの黒いナイロンブルゾンにカーキのトラックパンツを合わせていました。どちらも余裕のあるサイズ感で、今っぽいムードが漂います。着やすいナイロン素材は、簡単に旬のスポーティーテイストを表現できて、アクティブさ抜群です。ただ暗く重たく見えがちなダークカラー合わせのコーディネートですが、印象的なミラーサングラスやグレーのベレー帽といった映え小物のアレンジで軽やかさを強調できていてさすが。足元は白いスニーカーで抜け感を出して、クリーンにまとめています。
■3:エルザ・ホスクは…オーバーサイズのセットアップなら余裕あるこなれカジュアルが完成
スウェーデン出身のエルザ・ホスクはL.A.の空港でキャッチされていました。白いタートルトップスにロングカーディガン×パンツのニットセットアップをコーディネート。ヒップ下までしっかりカバーできるロング丈はゆったりと着こなせ、同素材のパンツも柔らかなはき心地です。セットアップだと全身が統一されていて、大人っぽくスマート見えに。インナーをタートルにすると、ピリリと切れよく引き締まって見えます。ベージュとワントーンになるクリアホワイトにしたことでも、軽快さがアップ。
バッグとローファー、ヘアバンドにまで黒を投入しメリハリをつけると、リッチさも際立ちます。
旅のシーンで軽快かつスタイリッシュな着こなしでSNAPされていた3人をお届けしました。年末年始の帰省や旅行の着こなしに反映しておしゃれをアップデートさせてみてはいかがでしょうか。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀