弾丸トラベライター・門司紀子(もんじのりこ)です。台北の食レベルの高さ&バリエーションの多さに感化され、台北に通うこと50回以上。コロナ禍以前はさくっと日帰りで、ごはんを食べに台北に月イチペースで通っていました。日本から3時間程度で行ける台北はLCCのPeachなどを利用すれば0泊でも、気軽かつ効率的に旅することができるんです! やっと海外に飛べるようになった2023年は訪台9回、合計30日以上台北に滞在し、食を追求してきました。私が大好きな台北の魅力をたっぷりとお伝えしたいと思い、2023年12月21日に『台北エリア別満喫旅 食べまくり!』(小学館)というガイド本を発売するに至りました。
今年は取材のため、日帰りではなく泊まりで台北に滞在することが多かったのですが、その中でもやはり重要なのがホテル選び。効率よく無駄なく欲張りに旅したい私は特に、空港からのアクセスはもちろん、MRT(地下鉄)やバスの駅からの便利さ、やはり清潔感や部屋の快適さも譲れない。そして万が一なにかあったとき、やはり日本語が通じるという点でも、ホスピタリティの面でも、日系ホテルに注目しています。最近、大人世代からホテルのおすすめを聞かれたときに真っ先にご指名しているのが「オークラ プレステージ 台北(台北大倉久和大飯店)」です。台北在住の友人、台湾好きの友人らと台北のホテルトークになったとき、やはり最も満足度が高いホテルとして名前が挙がるのが「オークラ」。MRT中山駅からのアクセスもよく、バス停までも徒歩数分、徒歩圏内に高級店からローカル店まで、さまざまな飲食店やお土産店が凝集しているエリアに位置しているので、「とにかくどこに行くにも動きやすい」のも魅力でした。
旅の充実度を上げたいのなら、居心地のいい上質ホテルを選ぶのが正解!
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煌びやかなロビーに足を踏み入れただけでテンションが上がる!
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エントランスにはドアマンが待機し、一歩足を踏み入れただけで「わぁ!」と歓声をあげたくなるほどの華やかさ。広々と開放感のあるロビーは装飾が美しく、さすが格式の高い名門ホテルらしい雰囲気にあふれています。
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取材時は特別に50㎡以上もある「エクゼクティブルーム」に宿泊させていただき、お部屋時間もたっぷりと堪能させていただきました。ベッドの上には折り鶴が置かれ、おもてなしの心を感じました。
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客室のベランダからは台北の街が180°眺められ(部屋によって眺望は異なると思いますが…)、高いビルの合間にどこか懐かしくレトロな魅力あふれる大好きな台北の風景を見下ろしながら、ベランダでボーッと過ごす時間も癒やしのひとときでした(ベランダのドアの開閉には、承諾書にサインが必要)。
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屋上にはプールがあり、10月の取材時にはまだ屋外プールを楽しむゲストも。壁面に映り込む夕景がステキで、夕暮れ時はぜひプールサイドでロマンティックな時間を過ごすのもおすすめです。
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屋上テラスからはなんと、台北のランドマーク・台北101も見えるのに驚き! 視界を遮る高い建物がなく景色が抜けており、さらに遠方には山々まで。東京の中心地からも富士山が見えるのと同じく、都会にいながらにしてこの癒やしの風景が楽しめるのはやはり、心がほっこりしますよね。宿泊者はフィットネスジムのほか、大浴場やサウナも利用できるのも「オークラ プレステージ台北」の大きな魅力。日中、歩き回って疲れたカラダを癒やすのにもぴったりです。
「オークラ プレステージ台北」は朝食も大充実!
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旅に来たら朝食は現地のローカル食堂で食べたい気持ちもありながらも…「オークラ」ならやっぱり朝ごはんの期待値も上がり、じっくり堪能したくなってしまいます! 朝食ビュッフェは和・洋・中すべてがバリエーション豊富にそろい、つい取りすぎてしまいました(笑)。旬のフルーツもたっぷり、取材時にはパッションフルーツが用意されていて、テンションが上がりました。
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台湾の朝食の定番である「鹹豆漿(シェンドウジャン)」が自分で作れるコーナーもありました! お酢を入れた器に豆乳を注ぎ、ネギや揚げパンなどの具材をトッピング。ふるふるになった豆乳がヘルシーでおいしく、カラダが温まり、1日の始まりにぴったりです。
ベーカリー「The Nine」のお菓子は大切な方へのお土産にも
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台湾のお土産の定番といえばパイナップルケーキですが、お店によって食感も味も甘さも異なるのでさまざまなものを食べ比べしてきました。何度もリピート買いしているひとつが「オークラ プレステージ台北」の鳳梨酥(パイナップルケーキ)。パッケージも美しく、味も抜群なパイナップルケーキは、ぜひ大切な方へのお土産に。生地とパイナップル餡が口の中で溶けるように混ざり合い、とても上品な風味です。
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ひと口サイズのヌガー「牛軋糖」も食感&甘さが程よく新感覚のおいしさなので、要チェックです。
【オークラ プレステージ台北】
中山區南京東路一段9號
【The Nine】(営)8:30~20:30 無休
ホテルから徒歩圏内の、おすすめ絶品グルメをご紹介!
ここからは、「オークラ プレステージ台北」からアクセスしやすいおすすめのグルメを少し紹介していきます。
その(1)「食べてみたい!」との声No.1! 雲南料理店のぷちぷち豆スープ
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コロナ禍に店舗を移転し、広々としてより高級感あふれる雰囲気にグレードアップしたお店「人和園雲南菜」。ここで必食なのはスナップエンドウのスープ「鷄油碗豆」というメニュー。絵ヂカラが強いので私の友人の間でも「いつか絶対にあの豆スープ、飲んでみたい!」との声が鳴りやみません。スープの味はあっさりなのに旨味があふれ、食感がとにかくプチプチ楽しく、唯一無二の絶品です。
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そのほか、私が絶対に頼むのがエリンギ揚げ「干扁香菇」。パリパリのエリンギがピリ辛塩味に味付けされていて、本当にお箸が止まりません。どうにかこれを再現したくて…自宅でも試行錯誤しています(笑)。スープとともに、たびたび再会したくなる魅力があります。
![海外旅行_14,台湾_14](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/2/c/720mw/img_2cfa28b5c43d2bbab268c448fc8cff7e677224.jpg)
いつも何軒も掛け持ちして食べ歩いているので、1軒1軒で頼むメニューが少なく、こちらでもさまざまなメニューを試せていないのですが…。ローカルな食堂的なお店も多い台北の中でも群を抜く洗練さ。居心地のいい店内でゆったりじっくりとごはんを楽しみたいときにぴったり。
【人和園雲南菜】
中山區中山北路二段112號2樓 (営)11:30~14:00、17:30~21:00 無休
その(2)超ローカル店でいただく、クセになるなずな入り水餃子
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台北に来たのならやはり、ローカルなお店でも食べ歩きを攻めたいもの。コロナ禍前から私がハマっている水餃子屋さんがこちら。「家郷味水餃」には水餃子が3種類ありますが、頼むべきは春の七草でもある「なずな」入りの「薺菜水餃」。
![海外旅行_16,台湾_16](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/b/9/720mw/img_b9eecf8a18f1f6aa6eac4920980d5631322206.jpg)
あっさりしながらも少しだけ渋みがあり、その渋みがジューシーな肉餡とマッチ。もちっとぷりぷりの皮もおいしく、お腹いっぱいでもつい何個でも食べたくなってしまいます。オーダーは10個から。キャベツ入り、ニラ入り、と3種を食べ比べするのも楽しいですが、私はもはやなずな入りだけでいいってくらい大好きです!
![海外旅行_17,台湾_17](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/b/6/720mw/img_b669fbeab2fe3cb6e19310563f03e433771659.jpg)
店頭には外帯(テイクアウト)の客もひっきりなしに。店内で頂く場合は、右のドアの奥から店内へ。ローカル味あふれる店構え、店内は簡素ですが清潔感もあり、Precious世代にも自信をもっておすすめしたいお店です。
【家郷味水餃】
中山區中山北路二段96巷19號 (営)10:30~19:30(土は~14:30) (休)日
台北旅に必携! 『台北エリア別満喫旅 食べまくり!』大好評発売中
![海外旅行_18,台湾_18,本_1](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/0/2/720mw/img_021cb06a5b24e6a70819e498d40ce3e7652455.jpg)
訪台50回以上の弾丸トラベライター・門司紀子が手掛ける、台北のガイド本の第2弾! ”本当に使える”台北のガイド本を作りたいという一心で、食べ行くべきお店、買いに行くべきお土産、満足感高いネタだけをまとめました。
ポイントは…
☑著者が実際に食べ、体験して、本当に納得したネタだけを掲載。軽量コンパクトで持ち歩きすやすいガイド本ながらも、グルメ掲載店は計218店も!
☑台北を8つのエリア別に紹介。エリアごとに効率よく、バランスよく、バラエティに富んだ台北グルメを堪能するルートをご紹介。さらにエリアごとの見逃せないお店やお土産、情報もギュッと詰め込みました。
☑コンパクトかつ欲張りに食べ歩きしたい日帰り旅、1泊2日旅にはもちろん、隣接エリアを組み合わせてのプラン組みもしやすいので、何泊の旅でも使いやすい仕様に。
☑出張などで数時間あいた自由時間もムダなく有効活用できるアイディアがたくさん。今いるエリアやホテルに近いエリアなどの情報が探しやすい。
『台北エリア別満喫旅 食べまくり!』詳しくはこちら!
想定以上においしく楽しく充実感たっぷりの旅のために…この1冊。台湾旅を計画されている方、台湾が気になっている方、ぜひチェックしていただければと思います!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT :
- 門司紀子