コンフォートなスウェットパンツ、慣れ親しんだデニムパンツ、歩きやすいスニーカー… カジュアルなアイテムでも決してラフに傾きすぎず、こなれた印象にまとめた実例をご紹介します。

■1:エミリー・ラタコウスキーは…キャッチーなコートと重厚感のあるスニーカーでモダンさをミックス

白を基調とした装いに映えるネイビーキャップで、クリーンさを醸して。
白を基調とした装いに映えるネイビーキャップで、クリーンさを醸して。

2023年12月上旬に、NYの街中でキャッチされたモデル、俳優のエミリー・ラタコウスキー。スウェット素材のセットアップにスニーカー、そしてキャップを合わせたコンフォートルックを披露しました。スポーティカジュアルな装いは、白を基調とすることでぱっと明るい印象を確保。さらに穏やかなインパクトを備えたクリームホワイトのボアコートで、奥行きを作りながらクラスアップを実現。スニーカーは重厚感のある黒を選ぶことでシックなムードを両立し、都会派カジュアルを完成させました。

■2:アンナ・ウィンターは…コンパクトなレザージャケットでぴりっと辛口にまとめる

ニットプルオーバーの襟元からちらりと白カットソーを覗かせ、リズミカルに。
ニットプルオーバーの襟元からちらりと白カットソーを覗かせ、リズミカルに。

デジタルクリエイターのアンナ・ウィンターをベルリンの街中でスナップ。レッグラインをカバーしてくれる安心感のあるパラシュートパンツは、ローライズで脱力感を宿し、こなれたムードをアピール。そこに白のローテクスニーカーを合わせれば軽やかさ抜群です。軽快なボトムコーデを引き締めるべく、トップスは黒のニットプルオーバーとブラウンレザージャケットをレイヤード。パンツのシルエットに主張があるので、ジャケットはコンパクトシルエットを選ぶと良バランスにまとまります。

■3:ティナ・ハーゼは…きれいめコートと小物でリラックスカジュアルを格上げ

厚めのシルバーイヤリング、パーカ、そしてコートで顔周りに立体感をオン。
厚めのシルバーイヤリング、パーカ、そしてコートで顔周りに立体感をオン。

同じく、ベルリンの街中でスナップされたデジタルクリエイターのティナ・ハーゼ。ライトグレーのジップアップパーカにライトブルージーンズを合わせ、ワントーンのカジュアルコーディネートをメイク。これだけだとラフな印象が強くなるため、あか抜けを叶えるにはアウターや小物選びが重要になってきます。ティナはオーバーシルエットがパーカにマッチするモカブラウンのチェスターコート、そしてきれいめ小物を選ぶことでクラスアップを実現。トップスとボトムスがアイシーカラーなので、他のアイテムは暖色でまとめぬくもりを授けました。


年始の移動やお出かけの際に参考にしたい「リラックスコーデ」をお届けしました。快適さは確保しながらもしっかり洒落感を両立。そんなちょうどいいバランスで、あか抜けた印象を手に入れてみてはいかがでしょうか。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香