ダークカラーのレザーブルゾンを垢抜けて見せる着こなしをスナップから発見。すぐに取り入れたいスタイリングテクニックをマスターしましょう。
■1:ヘイリー・ビーバーは…白Tの襟元を効かせてダークな配色にヘルシーさを漂わせて
リッチかつシンプルなスタイルが大得意なモデルのヘイリー・ビーバーを、2023年4月にL.A.でキャッチ。白Tに黒トップスを重ね、パンツはブラウン、テーラード型の黒いレザージャケットでまとめていました。ブラウンと黒をメインにまとめた配色ですが、Tシャツのトリミングになった白い襟元が抜け感になって、軽やかな印象を高めています。艶があるレザージャケットの素材感も、全身をマットに見せずリッチさをアピール。Tシャツとトップスをパンツにインしてベルトでウエストマークしているので、上半身はコンパクトに見えて脚長シルエットに。色合わせもアイテムのサイズや丈バランスもすべてがさすがです。
■2:アンナ・ウィンターは…ニット帽や厚底靴でシンプルスタイルに軽快さをプラス
2023年2月、コペンハーゲンでスナップされていたのは、デジタルクリエイター、アンナ・ウィンター。グレーのニットとスカートに襟付きの黒いレザーブルゾンを愛用していました。辛口シンプルなスタイルが得意な彼女らしいコーディネートが、ニット帽や厚底の足元といった小物使いによって、旬の装いにアップデートされています。色もダークカラー、デザインもシンプルだとやや暗く落ち着き感が強く出るので、軽快な旬小物をトッピングして大正解です。そして、やや透け感のある薄手のタイツがフェミニンさを加味。アクティブさと女性らしいムードがミックスされた新鮮なコーディネートをつくり上げてください。
■3:エマ・ボノーは…重たく見えるロングタイプはスポーティーなアレンジで今っぽく
DJとして活躍するエマ・ボノーがパリで見かけられたときの着こなしです。トップスとレザージャケットに黒を重ね、クリームイエローのパンツを合わせていました。肩パットがしっかり入ってヒップ下まで隠れるロング丈のジャケットは、明るいカラーボトムの着映え力によって今っぽさを際立たせています。ゴムの入ったトラックパンツ風のデザインなのも、スポーティーさも十分です。足元は、パンツとなじみがいいアイボリーのブーツにして大正解。黒ブーツだとパンツとつなげたIラインにはならず分断されてしまうため、脚長効果になりません。仕上げにゴールドのチェーンネックレスとチェーンストラップ付きのツイードバッグで華やかニュアンスを。このテイストミックスによって今旬ムードが漂って、完璧です。
3タイプの黒いレザージャケットを着こなしたスナップをお届けしました。アクティブさが光るアイテム合わせや小物の投入で、古くさく見えず新しい表情に仕上がっています。ぜひファッショニスタたちの着こなしテクニックをお手本にしてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀