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プロフィール


 

名前:ダスティン・ホフマン(Dustin Hoffman)
出生地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州
生年月日:1937年8月8日

学生時代から役者を志し、1961年にはブロードウェイの舞台にデビュー。その後、1967年に映画『The Tiger Makes Out』でスクリーンデビューも果たし、同年に公開された映画『卒業』で主演に抜擢されたダスティン・ホフマン。同作は大きな注目を集め、アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされました。『真夜中のカーボーイ』(1969年)でも再びアカデミー賞にノミネート。『小さな巨人』(1970年)『パピヨン』(1973年)など、数々の名作に出演し演技派俳優としての地位を確立。1979年『クレイマー、クレイマー』でアカデミー賞主演男優賞を初受賞し、1988年の『レインマン』で2度目のオスカーを獲得しています。『フック』(1990年)『アウトブレイク』(1995年)といったエンターテインメント作品にも多く出演。1997年に出演した『ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ』でも、アカデミー賞にノミネートされるなど、ハリウッドの歴史に名を残す名優として活躍しています。

私生活では、1969年にアン・バーンと結婚し子どもをひとりもうけるも、その後離婚。1980年にリサ・ゴットセーゲンと結婚し、4人の子どもをもうけています。

「若いころ」「昔」の写真16選


まずは、ダスティン・ホフマンの「若いころ」「昔」の写真をピックアップ。

1966年(29歳)ロサンゼルスにて

 

1969年(32歳)映画『ジョンとメリー』ポートレイトセッション

 

1970年(33歳)映画『ケラーマン』より

 

1970年(33歳)映画『わらの犬』プレスカンファレンス

 

1974年(37歳)映画『レニー・ブルース』より

左は、ヴァレリー・ペリン。
左は、ヴァレリー・ペリン。

1976年(39歳)映画『マラソンマン』より

 

1978年(41歳)

 

1980年(43歳)ニューヨークにて

 

1984年(47歳)ドーヴィル・アメリカ映画祭

 

1989年1月(51歳)舞台『ヴェニスの商人』カーテンコール

 

1989年3月(51歳)第61回 アカデミー賞授賞式

 

1995年(58歳)アメリカン・フィルム・インスティチュート スティーブン・スピルバーグ トリビュート

 

1997年(60歳)第54回 ゴールデングローブ賞授賞式

 

2000年(63歳)UWA世界ウェルター級王座決定戦 観戦時

 

2003年1月(65歳)サンダンス映画祭

 

2003年4月(65歳)第46回 サンフランシスコ国際映画祭

 

「映画」代表作8選


ここからは、チェックしておきたいダスティン・ホフマンの代表出演「映画」をご紹介します。

『卒業』(1967年)

 

マイク・ニコルズ監督の青春映画。ダスティン・ホフマンは、人生に悩む青年ベンジャミン役を演じ、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。

あらすじ:大学を卒業したばかりで将来の目標も定まらないベンジャミン(ダスティン・ホフマン)は、人妻のミセス・ロビンソン(アン・バンクロフト)に誘惑され、拒否しきれず関係をもってしまう。その後ミセス・ロビンソンの娘エレーン(キャサリン・ロス)に出会い、本当の恋をするベンジャミン。しかし、母親との秘密を知ってしまったエレーンは、ベンジャミンを拒絶。大学を退学したエレーンがほかの男と結婚すると知ったベンジャミンは…。

『真夜中のカーボーイ』(1969年)

左は、ジョン・ヴォイト。
左は、ジョン・ヴォイト。

ジェームズ・レオ・ハーリヒーの小説を原作としたヒューマンドラマ。共演は、ジョン・ヴォイトなど。ダスティン・ホフマンは、ホームレスのラッツォ役を演じ、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。

あらすじ:金持ちの女性の相手をして稼ごうと、テキサスの田舎からニューヨークへ出てきたジョー(ジョン・ヴォイト)は、最初の客に騙されて金を失ってしまう。ジョーは、スラムに住むラッツォ(ダスティン・ホフマン)という男に出会い、廃墟のビルで共同生活を始めることに。極寒のニューヨークで貧しさにあえぎつつ、成り上がりを夢見るふたりには、いつしか奇妙な友情が芽生えていた。

『パピヨン』(1973年)

左は、スティーブ・マックイーン。
左は、スティーブ・マックイーン。

アンリ・シャリエールの自伝的小説を映画化した作品。共演は、スティーブ・マックイーンなど。ダスティン・ホフマンは偽札造りの天才ルイ・ドガ役を演じた。

あらすじ:胸に蝶のタトゥーがあることから、パピヨンと呼ばれている男(スティーブ・マックイーン)は、無実の罪で投獄され終身刑を言い渡されてしまう。南米の島で過酷な労働が科せられるなか、パピヨンは脱獄を決意。国際偽造の罪で服役しているルイ・ドガ(ダスティン・ホフマン)と共に最初の脱獄を企てるが、失敗に終わってしまう。その後も壮絶な刑務所生活を送りながら、パピヨンは諦めることなく脱獄を繰り返す。

『クレイマー、クレイマー』(1979年)

右は、ジャスティン・ヘンリー。
右は、ジャスティン・ヘンリー。

エイヴリー・コーマンの小説を原作としたヒューマンドラマ。ダスティン・ホフマンは妻に捨てられた会社員のテッド役を演じ、アカデミー賞主演男優賞を受賞した。

あらすじ:仕事ばかりで家庭を顧みなかったテッド・クレイマー(ダスティン・ホフマン)は、突然妻ジョアンナ(メリル・ストリープ)から別れを告げられる。5歳の息子ビリー(ジャスティン・ヘンリー)とふたりきりの生活が始まり、家事に育児に悪戦苦闘するテッド。ジョアンナが家を出て1年半が経ち、ようやく落ち着いてきたころ、ジョアンナがビリーの親権を主張する裁判を起こす。

『トッツィー』(1982年)

1970年 ニューヨーク撮影中。
1970年 ニューヨーク撮影中。

シドニー・ポラック監督のコメディ映画。ダスティン・ホフマンが女装で役に挑み、大きな話題になった。

あらすじ:完璧主義が災いして、なかなか役に恵まれないマイケル・ドーシー(ダスティン・ホフマン)。ある日、演劇の生徒がソープ・オペラのオーディションを受けるも落選。納得できないマイケルが女装してオーディションに乗り込んだところ、なんと合格してしまう。エミリーという役をもらい、女優としてドラマに出演することになったマイケルだったが、女装のつじつまを合わせるために右往左往してしまう。

『レインマン』(1988年)

 

バリー・レヴィンソン監督のヒューマンドラマ。共演は、トム・クルーズ。ダスティン・ホフマンはサヴァン症候群のレイモンド役を演じ、アカデミー賞主演男優賞を受賞した。

あらすじ:高級車のディーラーを営むチャーリー(トム・クルーズ)のもとに、父親の訃報が届く。チャーリーは遺産を目当てに故郷に帰るも、ほとんどがサヴァン症候群の兄、レイモンド(ダスティン・ホフマン)への信託財産として運用されるのだという。チャーリーは遺産を手に入れようと、レイモンドを無理矢理ロサンゼルスに連れていこうとするが…。

『フック』(1991年)

1992年5月 東京プレスカンファレンス。
1992年5月 東京プレスカンファレンス。

童話ピーター・パンを題材にしたファンタジー・アクション映画。スティーブン・スピルバーグ監督。共演は、ロビン・ウィリアムズなど。ダスティン・ホフマンはフック船長役を演じた。

あらすじ:40歳の弁護士ピーター・バニング(ロビン・ウィリアムズ)は、仕事中毒なあまり家族にも軽蔑されるほどだった。ある夜、子どもたちが誘拐されてしまい、脅迫状にはフック船長(ダスティン・ホフマン)の名前が記してあった。妻の祖母のウェンディ(マギー・スミス)から、実はバニング自身がピーター・パンであったことを告げられる。

『ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ』(1997年)

 

ラリー・ベインハートの小説『American Hero』をもとにしたコメディ映画。ダスティン・ホフマンは、敏腕プロデューサーのスタンリー・モッツ役を演じ、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。

あらすじ:大統領選挙のさなか、現職大統領にセックス・スキャンダルが発覚。国民の目をそらすために、揉み消し屋のコンラッド・ブリーン(ロバート・デ・ニーロ)が招集される。コンラッドは、架空の戦争を作り出すことを提案。国民に信じ込ませるために、ハリウッドの敏腕プロデューサー、スタンリー・モッツ(ダスティン・ホフマン)に協力を頼む。架空の敵国に、架空の動機を捏造。さらに架空の映像で国民の愛国心は盛り上がっていくが…。

「妻/子ども」の写真10選


1969年にアン・バーンと結婚し子どもをひとりもうけるも、その後離婚。1980年にリサ・ゴッツェゲンと結婚し、4人の子どもをもうけている、ダスティン・ホフマン。ここからは「妻/子ども」の写真をピックアップ。

1970年に結婚したアン・バーンと

1971年。
1971年。

1976年5月 映画『ミズーリ・ブレイク』ニューヨークスクリーニング

 

1980年に結婚したリサ・ゴッツェゲンと

1983年。
1983年。

4人の子どもたちと

左から、レベッカ、マックス、アレクサンドラ、ジェイク。
左から、レベッカ、マックス、アレクサンドラ、ジェイク。

2004年 映画『ハッカビーズ』ロサンゼルスプレミア

 

2006年 第31回 トロント国際映画祭

左から、妻のリサ、ダスティン・ホフマン、娘のレベッカ、息子のマックス。
左から、妻のリサ、ダスティン・ホフマン、娘のレベッカ、息子のマックス。

2007年 リサ・ホフマン スキンケアシリーズ発売記念

 

2012年1月 第69回 ゴールデングローブ賞授賞式

 

2018年6月 ニューヨークにて

 

2022年12月  Celine at The Wiltern

 

「男前遍歴」15選


次に、60代後半からの「男前遍歴」をお届けします。大俳優でありながら、どこか親しみやすさもある…年齢を重ねても変わらないチャーミングな笑顔が素敵です。

2004年9月(67歳)トロント国際映画祭

 

2005年(68歳)Break Ground for New Visual and Performing Arts Complex

 

2006年(69歳)第78回 アカデミー賞授賞式

 

2007年11月(70歳)映画『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』イギリスプレミア

左は、ザック・ミルズ。
左は、ザック・ミルズ。

2008年6月(70歳)第36回 AFI生涯功労賞授賞式

 

2009年1月(71歳)第66回 ゴールデングローブ賞授賞式

 

2010年6月(72歳)第38回 AFI生涯功労賞授賞式

 

2011年5月(73歳)映画『カンフー・パンダ2』プレミア

 

2014年9月(77歳)トロント国際映画祭

 

2016年1月(78歳)ナショナル・テレビジョン・アウォード

 

2017年10月(80歳)第55回 ニューヨーク映画祭

 

2018年7月(80歳)British Summer Time Hyde Park 

 

2022年9月(85歳)Anvil Experience Live

 

2022年11月(85歳)映画『Sam & Kate 』ロサンゼルススクリーニング

 

2022年12月(85歳)Celine at The Wiltern

左は、妻のリサ。
左は、妻のリサ。

「現在」の写真


数々の名作に出演し、ハリウッド史に名を残す名俳優として世界中のファンに愛されてきたダスティン・ホフマン。85歳を迎えた今も現役俳優として活躍し続けています。今後は、ディート・モンティエル監督のクライムコメディ映画『Riff Raff』に主演することが決定。共演は、ジェニファー・クーリッジやエド・ハリスなどが予定されており、豪華俳優陣の共演に早くも注目が集まっています。

2023年2月(85歳)ニューヨーク・ニックス VS アトランタ ホークス 試合観戦時

右は、妻のリサ。
右は、妻のリサ。
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