クリッシーが愛用していたのは、ダウンコートとエレガントなドレスコート。キレの良さを倍増させ、フレッシュに見せるためのテクニックを解説します。

■1:オールブラックもスポーティにまとめアクティブさを演出すると重くならない

ダウンジャケットにボリュームがあるので、キャップとレギンスパンツで上下をコンパクトにすると良バランス。
ダウンジャケットにボリュームがあるので、キャップとレギンスパンツで上下をコンパクトにすると良バランス。

2023年12月28日、夫のジョン・レジェンドとともに、ワシントン・スクエアパークで子どもたちと遊んでいたところをキャッチされたクリッシー。オールブラックの装いは、シャカシャカ素材のダウンジャケットとレギンスの組み合わせで、スポーティなキレの良さを作って重く見えるのを防止。さらにジャケットのビッグカラーで、エレガンスを両立しています。シューズは重厚感のあるトラックソールブーツを選び、ラグジュアリースポーティな着こなしを完成させました。

■2:迫力のあるふっくらダウンコートはしなやかベージュで上品に

ベージュコートと赤ルージュの合わせ技でぬくもりを灯して。
ベージュコートと赤ルージュの合わせ技でぬくもりを灯して。

同じく2023年12月28日の夜、グリニッジ・ヴィレッジでキャッチされた際には、極寒の夜でもあたたかなベージュのロングダウンコートを着用していました。ふっくらとしたシルエットがインパクトのあるコートは、しなやかなベージュを選び上品さと華やかさを演出。シャカシャカとした素材で、軽やかさもクリアしています。また共布ベルトでウエストマークすることでくびれを出現させ、着膨れするのを防止しているのが参考になります。さらに黒で統一したキャップとブーツで上下を引き締め、バランスアップに繋げて。仕上げにくしゅくしゅとさせたグレーソックスをプラスし、リズミカルに見せました。

■3:ロングコートをドレスのようにまとって躍動感をつくり出す

センターパートのストレートヘアとシルバーフープイヤリングで、顔周りをスタイリッシュに。
センターパートのストレートヘアとシルバーフープイヤリングで、顔周りをスタイリッシュに。

NYでキャッチされたこの日は、ドレスのように着こなしたコートを主役にしていました。存在感のあるコートは、渋色カーキを選んで洗練の面持ちへ。きゅっとベルトマークすると、しなやかな曲線が生まれて優雅さが引き立ちます。さらに歩くたびに裾がふわっと揺れて、落ち着いたカラーながらもしっかり軽やか。トップスと小物は全て黒で統一し、シックなムードを確保。ポインテッドトゥのスリムなブーツがシャープさを際立てます。


クリッシー・テイゲンの冬コートスタイルを3選お届けしました。アクティブさを演出することで、軽やかで生き生きとした雰囲気をまとってみてくださいね。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香