キャロライン・ダウアが見せた最新スタイルは、ベーシックカラーを使ったシックなコーディネート。慣れ親しんだカラーをモダンに着こなしたテクニックをご覧ください。

■1:コートが主役のスタイルはモノグラムでキャッチーにまとめる

無彩色の中で、コートの金釦がさりげないアクセントに。
無彩色の中で、コートの金釦がさりげないアクセントに。

2024年1月13日、ミラノ メンズ・ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチ。この日は、モノトーンの装いに身を包んでいました。コートが自然と主役になる冬だからこそ、こんな総柄のモノグラムコートでキャッチーさを実現。スリムすぎずゆったりすぎない絶妙シルエットが、こなれた雰囲気を叶えてくれます。コートから覗くインナーとブーツは黒で統一し、きりっと引き締め。バッグも同じ黒で統一しても素敵ですが、キャロラインは真っ白をセレクトし、シャープさを授けました。

■2:ネオストリートな着こなしはツヤ素材でフェミニンを共存させて

お得意のセンターパートのまとめ髪で、スタイリッシュさを上乗せ。
お得意のセンターパートのまとめ髪で、スタイリッシュさを上乗せ。

2024年1月14日にも、モノトーンルックを披露したキャロライン。コンパクトなボディとボリュームスリーブというアンバランスさがモードに直結するボンバージャケットを着用し、ネオストリートな着こなしに導きました。トップスからシューズまで黒で繋ぎつつ、ワイドパンツで穏やかなインパクトをプラス。ジャケット、パンツ、小物を全てツヤ素材で統一すれば、ストイックな白黒コーディネートにしなやかさを加えることに成功します。

■3:優雅なベージュスタイルに辛口黒小物を加えて

キルティングジャケットとプリーツスカートで間延びを防止しつつ、レザー小物で立体感をオン。
キルティングジャケットとプリーツスカートで間延びを防止しつつ、レザー小物で立体感をオン。

2024年1月22日、パリ オートクチュール・ファッションウィークでの着こなしをピックアップ。クラシカルなベージュトレンチコートは、共布のミニプリーツスカート、そして同色のキルティングジャケットを合わせれば新鮮な印象に着地。黒タートルニットで首元を、タイツで足元を覆って極力肌見せ面積を抑えると上品さが倍増します。仕上げにレザーグローブとスタッズバッグという辛口小物を加えることで、フェミニンなだけではない力強さを感じさせる着こなしを完成させました。


キャロライン・ダウアの最新スタイルを3選お届けしました。モードな着こなしも、慣れ親しんだベーシックカラーだからこそ親近感が生まれ、チャレンジしやすいです。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香