本格的な春服に移行するにはまだ少し早く、冬コーディネートにマンネリを感じやすい時期。そんなときにはシーズンレスで活躍するビッグバッグを加え、新鮮さを獲得しましょう。
■1:イリリダ・クラスニキは…オレンジキャメルのビッグバッグで無彩色の装いをぱっと明るく
2024年1月30日、コペンハーゲン ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチされたインフルエンサーのイリリダ・クラスニキ。この画像では見えませんが、中に着用していたのはグレーのミニ丈ニットワンピース。オーバーシルエットがこなれ感を生む黒ロングコートを重ねれば、アウターを着ているときと脱いだときとで表情の変化が楽しめます。ブーツも同じ黒で統一しながら、筒幅広め、くしゅくしゅとしたディテールで重厚感を宿して。指名したバッグは、オレンジキャメルのビッグバッグ。明るいカラーが黒を基調とした着こなしに映え、さらにぬくもりのあるスウェード素材が親近感を醸してくれます。
■2:キャロライン・イッサは…カラフルビッグトートで遊び心を感じる着こなしに
イギリス『TANK』マガジンのファウンダー兼ファッションディレクターのキャロライン・イッサを、パリ ファッションウィーク中にキャッチ。ハリのあるフラットな表面感が美しいベージュのコートは、冬と春の端境期におすすめのアウターです。黒で統一したトップスとブーツで引き締めを叶えつつ、レースアップブーツで足元をリズミカルに。濃いベージュのショルダーバッグで奥行きを作ったら、さらに手元にもビッグトートバッグをプラス。エキゾチックな趣を放つカラフルな模様を頼りにすることで、クラシカルコーデをプレイフルに味付けしました。
■3:ジャネット・フリス・マドセンは…ヘルシーカジュアルを軸にすればトゥーマッチにならない
2024年1月30日、コペンハーゲンファッションウィーク開催中に、アパレルブランド『ROTATE Birger Christensen』のファウンダー、クリエイティブディレクターのジャネット・フリス・マドセンをスナップ。ボリューミィなファーコートとビッグバッグを掛け合わせたインパクト大な着こなしですが、慣れ親しんだ白カットソーとブルーデニムパンツを軸にしているからこそカジュアルダウンが叶い、良バランス。白とブルーの爽やかなワンツーに、くすみカラーのコート、そしてシックなボルドーカラーのビッグレザーバッグを合わせ、落ち着いた印象を両立しました。
手持ちの服も新鮮にきまる「ビッグバッグ」の着こなしを3つご紹介しました。さらに大容量だからこそ実用的なのも嬉しいポイントです。ぜひ、チェックしてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香