配色のコントラストが明確でスタイリッシュさを高めるモノトーンの装い。品と優美さも加味して大人に似合うスタイルに仕上げていたファッション賢者3人の着こなしをご紹介します。

■1:ダーヤ・バラニクは…マスキュリン&フェミニンの絶妙バランス!優美さ漂う端正な装い

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センターパートのヘアでミニマルに。

2024年1月24日、パリ・ファッションウィークでノルウェー在住のエディター、ダーヤ・バラニクをキャッチ。黒白のストライプのコート、オフホワイトのスカート、白シャツ、タイツを着用しています。コーディネートの軸となるのが、マスキュリンなオーバーサイズのダブルブレストコート。大きなショルダーにピンストライプ、太めのラペルが特徴のデザイン。そのハンサムさを和らげるようにストラップシューズやロングスカートでフェミニンなエッセンスを効かせ、きちんと感と柔らかさが共存するエレガントでシックなスタイルを完成しています。

■2:マリア・ウォスは…ノーブル小物を効かせてリッチさを加味

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ふんわりニットでフェミニンさを演出。

2024年1月31日、デンマークで開催されたコペンハーゲン・ファッションウィークでインフルエンサーのマリア・ウォスをスナップ。黒パンツに白ニットを合わせ、白のロングコートをスタイリングしています。シンプルなアイテムをレイヤードしたコーディネートなのに印象的なのは、トレンドを意識した小物使い。ふんわりニットで上品にまとめた装いにアイレットがアクセントのシューズ&ベルトでエッジーなアクセントをオン。襟元にはモダンなバロックパールのネックレスをあしらって顔まわりに優美な艶めきを。さらに黒のリボンをヘアに飾ってレディライクにまとめています。

■3:ギリ・ビーガンは…白シャツをミニマルさはそのままに今っぽく更新

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タイトなヘアとステイトメントなイヤリングがマッチ。

2024年1月31日、コペンハーゲン・ファッションウィークで『JOYS MAGAZINE』編集長のギリ・ビーガンを撮影した一枚です。トレードマークである白シャツに黒のロングスカート、オフホワイトのニットを肩掛けしたスタイル。遠目に見るとベーシックな装いですが、実はスカートはメッシュ素材でトレンドの透け感を取り入れています。さらに足元はTABIシューズを選び、バッグでメタリックカラーを添え、遊び心をある小物で技ありなモノトーンスタイルに仕上げています。


今回はエレガンス漂う「モノトーン」の着こなしに注目しました。シンプルなカラーリングなだけに、ディテールに遊び心をのぞかせると洗練効果抜群。ぜひご紹介した装いを参考にしてみてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子