一点投入でグッと今っぽい装いに更新してくれる、赤のアイテム。旬色で大人の装いをパワフルに盛り上げていたファッション賢者3人の着こなしをご紹介します。

■1:ベンテ・リエムは…アワーグラスシルエットで華やか赤をモードに演出

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足元にも赤をリピートして統一感ある配色に。

2024年2月1日、デンマークで開催されたコペンハーゲン・ファッションウィークで、アパレルブランドのファウンダーでありインフルエンサー、そしてポッドキャストのホストとして多方面で活躍中のベンテ・リエムをキャッチ。赤ジャケット、ベージュのパンツ、白シャツのスタイリングです。フロントに並んだボタンが印象的なジャケットはオーバーサイズではなく、今シーズン注目のほんのりウエストが絞られたアワーグラスなシルエット。ボトムにはワイドパンツを選んで緩急あるフォルムに。ジャケットのインナーにキリッと白シャツを挟み、赤をフェミニン過ぎず、ミニマルな印象に。インパクトある赤いバラの形のバッグが装いをプレイフルに演出しています。

■2:ジャネット・フリス・マドセンは…トレンドのロングタイトを赤で投入!

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ロングタイト+ブーツ、が旬のバランス。

2024年1月31日、同じくコペンハーゲン・ファッションウィークで、アパレルブランド「Rotate」のクリエイティブディレクターでファウンダーのジャネット・フリス・マドセンをキャッチ。赤のフェイクレザースカート、ベージュのニット、黒ブーツを着用しています。春夏注目のロングタイトスカートを、赤レザーでいち早く投入。チャンキーなニットのふんわりとした質感と、ストレートでハードなレザーのコントラストが効いて洒落感高いミックスコーデに。レトロなムードのブーツを合わせて足元にボリュームを持たせ、バランスよくまとめています。

■3:リサ・エイケンは…ファー&シルクをモダンに刷新する赤バッグ

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デニムの大胆な太さが新鮮。

2024年2月12日、ニューヨークで『ヴォーグ』などのエクゼクティブ&フレッシュディレクターを務めるリサ・エイケンをスナップ。ワイドレッグデニムにブラウンのコート、シルクトップのコーディネートです。ファーコートにシルクを合わせたクラシカルな装いを、春夏トレンドであるワイドデニムがドレスダウン。さらにヴィヴィッドな赤のバッグを加えることで、今っぽさを後押ししています。


今回は人気の赤アイテムの着こなしに注目しました。先シーズンから継続人気のカラーですが、3人ともジャケットのシルエットや、スカート、デニムのフォルムに今シーズンらしさを取り入れて新鮮に装っています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子