女性らしいおしゃれっぽさをもたらすロングブーツですが、旬のムードを感じさせるなら筒幅太めのデザインを選んでみてはいかがでしょうか。実際に取り入れていた3人のファッショニスタのスタイリングを見ていきましょう。
■1:ステファニー・ヘレンは…トーン違いでベージュを重ねたニットスタイルをさらにリッチに
インフルエンサー、ステファニー・へレンがドイツ、ベルリンでキャッチされたときの着こなしです。ニットのワンピースにカーディガンを羽織っていました。すべてカフェオレ系のカラートーンで合わせたコーディネートは優しく女性らしいムードが香ります。足元にはグレージュに近い色のブーツを投入して、引き締まった印象に。ひざ上丈のコーディネートなので、ロングブーツがバランス良好です。さらにふくらはぎをカバーするようなデザインはボリューム感が出て、ニットの装いに引けを取りません。ワントーンの色合わせは子供っぽく見えず、リッチさも出るのでぜひ取り入れてみてください。
■2:エレナ・コスミナは…定番キャメルコートの着こなしが今の表情にアップデート
コレクション中のパリで見かけられていたのは、モデルのエレナ・コスミナ。インの着こなしはよく見えませんが、キャメルのダブルのコートに、ボルドー系のロングブーツを愛用していました。一見ややコンサバなデザインなので、ベーシックなブーツでは新鮮味に欠けてしまいます。そんなときに今旬フォルムをしたブーツで上品なインパクトづけを。艶感があるボルドーというところもスタイリッシュさを演出できます。いちばん履き口の上に付いたゴールド金具がシャープさを盛り上げて、コーディネートが切れのいい仕上がりに。
■3:ジョセフィン・スクライバは…ミニ丈ボトムにボリュームをつけて美スタイルを実現
デンマーク、コペンハーゲン生まれのモデル、ジョセフィン・スクライバは、パリでスナップされていました。ぴったりと上までボタンを閉めてシャツを着て、ロングジャケットとそれよりちょっと長めの丈のスカートをコーディネート。脚が出るミニ丈のスカートなので、ロングブーツがマストな存在に。Iシルエットの着こなしをより縦長に見せることにも効果的です。さらにカバー部分のデザインにボリュームがあると、かえって脚のラインが視覚的に細く見えます。シンプルな装いのときは、ブーツの存在感が際立つので、こんなタイプがおすすめです。
筒幅太めのロングブーツを愛用した3人のファッショニスタにスポットを当てました。足元にモードな存在感を加味できて、コーディネートが新しい表情にシフトできます。ぜひ取り入れて、いつものおしゃれをアップデートしてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀