まだアウターを愛用する季節が続きます。マンネリにならないように、定番の黒をベースにつくるコーディネートには、カーキを投入するのがおすすめです。新鮮な着こなしアレンジをマスターしましょう。

■1:ケイティ・ホームズは…ロングスカートの装いにカーキのコートでシックかつ軽快に

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くしゃっとしたシワ感のあるブーツの足元がスタイリッシュさを印象づけます。

女優のケイティ・ホームズがN.Y.でキャッチされていたときの着こなしです。黒いトップスに裾がアシンメトリーになったロングスカートを合わせて、カーキのコートを羽織っていました。インナーの着こなしがオール黒のロング丈で重たく見えてしまうので、カーキをアウターに投入すると、軽やかでセンスのよさが光ります。アイテムが細身のロング丈コートなら、シャープさと上品なイメージに。大人の女性が理想とする辛口エレガンスに仕上がっています。

■2:クリスティン・センテネラは…MA-1風ブルゾンがフェミニンな黒の着こなしを切れよく演出

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サングラスのレンズもグリーン系のものをセレクト。コーディネートに統一感が出ます。

パリで見かけられていたのは、オーストラリア版『VOGUE』のエディター、クリスティン・センテネラ。細身のシルエットが女性らしい黒ワンピースにカーキのナイロンブルゾンをONしていました。ボディラインにフィットしたワンピースはドレスアップした装いになりがちですが、スポーティなブルゾンを羽織ることでテイストミックスになって、こなれた印象が高まります。いつもの黒ワンピースがナイロン素材のカーキ色により、アクティブなムードに。パワーショルダーのデザインなことも単に軽快なだけでなく、エッジィさが際立って新鮮です。短めのジャケットはスタイルアップ効果も発揮できます。

■3:エミリー・ラタコウスキーは…カーキの一点投入で定番ベーシックにこなれ感を際立たせて

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足元はスニーカーでアクティブさを加速。

モデル、エミリー・ラタコウスキーは、N.Y.でのお散歩シーンをSNAPされていました。黒トップスにカーキのパンツを合わせて、レザーのロングコートをコーディネート。カラーパンツをカーキで取り入れ黒トップスと組み合わせると、全身の重たさが軽減。軽やかさがアピールでき、今どきのカジュアルが完成します。黒いレザーコートでつくる着こなしはモードになりすぎてしまう心配がありますが、上手に回避できて大成功です。仕上げにかっちりしたバッグを斜めがけして、さりげなくこなれ感を高めたアレンジも、絵になるデイリースタイルに。


黒とカーキを合わせて、今っぽく仕上げていた3人のファッショニスタのSNAPをピックアップしました。カーキが加わることで、軽やかさとアクティブさが両立したコーディネートが完成します。黒の着こなしに変化をつけたいときに、カーキをトッピングして新鮮な色合わせを楽しんでみては。

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EDIT&WRITING :
佐野有紀