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「プロフィール」


 

名前:ヒース・レジャー(Heath Ledger)

出生地:オーストラリア パース

生年月日:1979年4月4日

10歳のときにオーストラリアの劇団に所属し、舞台、テレビドラマに出演。1997年、映画『ブラックロック』でスクリーンデビュー。1999年、映画『恋のからさわぎ』でハリウッドに進出。2004年、映画『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、ニューヨーク映画批評家協会賞などで主演男優賞受賞。2008年、死後に公開された『ダークナイト』にて、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞など多数の賞で助演男優賞を受賞した。

私生活では2005年から2007年にかけて俳優のミシェル・ウィリアムズと婚約しており、2005年に女児を授かる。2008年1月22日、マンハッタンの自宅アパートにて亡くなっているところを発見される。急性薬物中毒により、28歳の若さで死去。

「若いころ」の写真19選


まず最初に、ヒース・レジャーの「若いころ」の写真をお届けします。

1997年1月(17歳) テレビドラマ『Roar(原題)』より

 

1997年12月(18歳)

 

1999年1月(19歳) サンダンス映画祭

 

1999年4月(20歳) 映画『GO(原題)』プレミア

 

1999年8月(20歳) 映画『デトロイト・ロック・シティ』プレミア

 

2000年6月(21歳)

 

2000年6月(21歳) 映画『パトリオット』LAプレミア

 

2001年1月(21歳)

 

2001年1月(21歳)

 

2001年4月(22歳) 映画『ROCK YOU!』記者会見

 

2001年6月(22歳) 映画『ROCK YOU!』イベント

 

2001年9月(22歳) ドーヴィル・アメリカ映画祭

 

2001年11月(22歳) ミック・ジャガー ソロアルバムリリースパーティー

 

2002年9月(23歳) 映画『サハラに舞う羽根』プレミア

 

2003年1月(23歳) 第60回ゴールデングローブ賞授賞式

 

2004年3月(24歳) 映画『ケリー・ザ・ギャング』記者会見

 

2004年12月(25歳) ブロント・ビーチにて

 

2005年8月(26歳) 映画『ブラザーズ・グリム』記者会見

 

2005年9月(26歳) 映画『ブロークバック・マウンテン』撮影会

 

「映画」代表作9選


ここからは、チェックしておきたい代表「映画」をご紹介します。

『恋のからさわぎ』(1999年)

映画ワンシーンより。
映画ワンシーンより。

ヒース・レジャーのハリウッド進出作品。

あらすじ:転校生のキャメロン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、学園のアイドルビアンカ(ラリサ・オレイニク)に一目惚れ。デートに誘い出すために、はみ出しもののパトリック(ヒース・レジャー)に協力してもらう。

『トゥー・ハンズ 銃弾のY字路』(1999年)

共演のローズ・バーンと。
共演のローズ・バーンと。

ヒース・レジャーがオーストラリア映画協会賞主演男優賞にノミネートされた作品。

あらすじ:シドニーの歓楽街でストリップ小屋の呼び込みをしているジミー(ヒース・レジャー)。ある日、街を牛耳っているギャングに大金を送り届ける仕事を言い渡される。意気込むジミーだったが、預かった札束は目を離した隙に消えてしまっていた。

『パトリオット』(2000年)

映画プレミアにて、キャストたちと。
映画プレミアにて、キャストたちと。

アメリカ独立戦争を背景にした作品で、ヒース・レジャーはメル・ギブソン扮するベンジャミンの長男ガブリエルを演じる。

あらすじ:元兵士のベンジャミン(メル・ギブソン)は、平和主義者として対英国軍との参戦を拒否していた。兵士を志願する長男ガブリエル(ヒース・レジャー)と衝突するが、次男を殺されたことで参戦を決意する。

『ROCK YOU!』(2001年)

映画ワンシーンより。
映画ワンシーンより。

ヒース・レジャーのハリウッド初主演作で、全米興行収入初登場1位を記録するなど大ヒット。トップスターの仲間入りを果たす。

あらすじ:14世紀ヨーロッパ、平民のウィリアム(ヒース・レジャー)は仕えていた騎士が亡くなったことをきっかけに、彼に扮して貴族しか参加できない馬上槍試合に参加する。次々に試合に勝ち進み、遂に世界大会出場の権利を手にするが…。

『チョコレート』(2001年)

映画ワンシーンより。
映画ワンシーンより。

ヒース・レジャーは看守ソニーを演じ、「強烈な存在感」と高い評価を得る。

あらすじ:アメリカ南部の刑務所で死刑囚棟の看守を務めてきたハンク(ビリー・ボブ・ソーントン)。父も看守を務め、今は息子ソニー(ヒース・レジャー)も看守となっていた。ハンクは人種差別主義者だが、ソニーは心の優しい人間だった。処刑の日、慣れないソニーは執行の直前に取り乱してしまい、ハンクはソニーを厳しく叱責する。

『ケリー・ザ・ギャング』(2003年)

共演のジェフリー・ラッシュ(左)、ナオミ・ワッツ(中央)と。
共演のジェフリー・ラッシュ(左)、ナオミ・ワッツ(中央)と。

19世紀に実在したネッド・ケリーの生涯を基にした作品で、ヒース・レジャーはオーストラリア映画協会賞主演男優賞にノミネート。

あらすじ:多くの犯罪者たちが送りこまれてきた、19世紀のオーストラリア。アイルランド移民の青年ネッド(ヒース・レジャー)は、父親が犯罪者という理由で差別を受けてきた。遂に無実の母親まで逮捕された彼は、怒りを爆発させ銀行強盗を繰り返すようになる。

『ブロークバック・マウンテン』(2005年)

左から共演のアン・ハサウェイ、監督のアン・リー、共演のジェイク・ギレンホールと。
左から共演のアン・ハサウェイ、監督のアン・リー、共演のジェイク・ギレンホールと。

E・アニー・ブルー著の同名小説が原作。アカデミー賞監督賞など計3部門受賞、ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞、ゴールデングローブ賞では作品賞など計4部門を受賞した作品。ヒース・レジャーはアカデミー賞、ゴールデングローブ賞などで主演男優賞にノミネートされ、ニューヨーク映画批評家協会賞などで主演男優賞受賞。

あらすじ:1963年、ワイオミングのブロークバック・マウンテンの農牧場の季節労働者として雇われたイニス(ヒース・レジャー)とジャック(ジェイク・ギレンホール)。二人きりで過ごす中で、二人の友情はいつしか愛情へと変わっていった。季節労働の仕事を終え二人はいつもの生活に戻るが、互いに恋しさを募らせる。

『キャンディ』(2006年)

共演のアビー・コーニッシュと。
共演のアビー・コーニッシュと。

ドラッグ中毒患者の症状を研究するために施設を訪れ、徹底した役作りで挑んだ作品。

あらすじ:詩人志望のダン(ヒース・レジャー)は、画家志望のキャンディ(アビー・コーニッシュ)に出会い、2人は恋に落ちる。ダンはヘロイン乗用者で、やがてキャンディもその中毒に溺れてゆき、ドラッグを手に入れるために身体を売り始める。

『ダークナイト』(2008年)

ヒースの代わりに、オスカー像を手にする母サリー、父キム、姉ケイト。
ヒースの代わりに、オスカー像を手にする母サリー、父キム、姉ケイト。

ヒースは主人公バットマンの宿敵ジョーカーを演じるために、1ヶ月ホテルに引き篭もるなどの役作りで挑んだ。映画完成の前に亡くなるが、アカデミー賞、英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞などの助演男優賞を総なめにした。

あらすじ:バットマン(クリスチャン・ベール)は、ゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン)らと協力して犯罪集団の勢力を抑え込んでいた。ある日、ジョーカー(ヒース・レジャー)を名乗る人物がバットマン殺害宣言をする。

「恋人」との写真9選


ここからは、ヒース・レジャーと「恋人」の写真をお届けします。

ヘザー・グラハム(2000〜2001年)

モデル、俳優のヘザー・グラハムと2000〜2001年に交際していました。

2001年3月 映画『Say It Isn't So(原題)』プレミア

 

ナオミ・ワッツ(2002〜2004年)

同じオーストラリア出身の俳優、ナオミ・ワッツと、映画『ケリー・ザ・ギャング』の共演をきっかけに交際をスタート。

2002年10月 ハリウッド映画賞 ガラ・セレモニー

 

2002年10月 LAにて

 

2004年1月 第9回クリティクス・チョイス・アワード

 

2004年2月 第76回アカデミー賞授賞式

 

ミシェル・ウィリアムズ(2004〜2007年)

俳優のミシェル・ウィリアムズと映画『ブロークバック・マウンテン』の共演をきっかけに交際をスタートさせ、2005年に婚約します。同年に女児を授かりますが、2007年に婚約を解消。

2004年8月 映画『ブロークバック・マウンテン』撮影合間

 

2005年8月 映画『ブラザーズ・グリム』LAプレミア

このとき、ミシェルは妊娠中。
このとき、ミシェルは妊娠中。

2005年11月 第15回ゴッサム賞授賞式

 

2006年3月 オスカーパーティー

 

「子供」娘との写真2選


2005年10月に、ミシェル・ウィリアムズとの間にマティルダ・ローズを授かります。ヒースは映画『Dr.パルナサスの鏡』撮影途中に亡くなり、その代役を務めたジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが出演料全額を遺児となったローズに贈ったことが話題となりました。

2006年1月 NYにて

 

2009年10月 NYにて

ヒースにそっくりと話題に。
ヒースにそっくりと話題に。

「晩年」の写真10選


死後から16年以上経った今でも、スクリーン上で類い稀に見る光を輝き続けるヒース・レジャー。友人である俳優のマット・デイモンはヒースを偲ぶタトゥーを入れたり、2024年1月に開催されたゴールデングローブ賞授賞式では、映画『ダークナイト』でタッグを組んだクリストファー・ノーラン監督がヒースを偲ぶスピーチを述べたりと、今もなお人々の記憶に残り続けています。

最後に、彼の魅力に浸る「晩年」の写真を10選お届けします。

2006年9月 映画『キャンディ』撮影会

 
 

2006年11月 映画『キャンディ』特別上映会

 

2006年12月 AFI賞授賞式

オーストラリアの映画テレビ業界で、最も栄誉のあるニュース・リミテッド・リーダーズ・チョイス賞を受賞。
オーストラリアの映画テレビ業界で、最も栄誉のあるニュース・リミテッド・リーダーズ・チョイス賞を受賞。

2007年6月 映画『戦場からの脱出』特別上映会

 
 

2007年9月 映画『アイム・ノット・ゼア』フォトコール

 

2007年9月 第64回ヴェネツィア国際映画祭

 

2007年11月 映画『アイム・ノット・ゼア』プレミア

 

2009年1月 第15回第15回全米映画俳優組合賞授賞式

亡き後、映画『ダーク・ナイト』のジョーカー役で助演男優賞を受賞。
亡き後、映画『ダーク・ナイト』のジョーカー役で助演男優賞を受賞。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香