輝き続けるミューズたちが語る「エレガンス」の真髄

創刊からの20年、『Precious』が目指すエレガンスは、いつも素敵な女性たちに彩られてきました。ここからは、『Precious』の女性像を魅力的に表現してくださった、輝きを放つセレブリティに、ご自身が考える「エレガンス」についてをお話しをうかがいました。

今回は、数々のファッション特集にご登場いただいた女優の板谷由夏さんが考える「エレガンス」とは? お話しをうかがいました。

板谷由夏さん
女優
(いたや・ゆか)1975年生まれ。’99年映画『avec mon mari』でデビュー。多くの映画、ドラマで活躍。映画『夜明けまでバス停で』で「’22年度全国映連賞」女優賞を受賞。4月からドラマ『東京タワー』(テレビ朝日)に出演。ファッションブランド「SINME」のディレクターも務める。

ドラマを感じさせる着こなしで見る人を魅了── 板谷由夏さん

ザ ・ロウのウエアを着用した女優の板谷由夏さん
ジャケット¥438,900・インナーニット¥152,900・パンツ¥185,900・スカーフ/参考商品・靴¥215,600(ザ・ロウ・ジャパン)

映画やテレビ、配信ドラマなど、話題作への出演が続く板谷さん。多忙ななかでも、「ファッションが好きなので、撮影に呼んでいただけるのはうれしいです。時代の感覚を知ったり、女性像を演じたり、いつも楽しんでいます」と前向きに語る。

「エレガンスは目指したいところですね。年齢を重ねれば重ねるほど、輪郭がはっきりしてくるものだと思います。濃密に時間を重ねている人からにじみ出るものでしょうか。特定のアイコンはいませんが、仕事で会う女性たちから感じることは多いです。時間を重ね、その人らしさが出ていて、なおかつ第一線でお仕事されている女性。そういう人は強さもあるし、大人の余裕や懐の深さもあると思います」

そんな大人であるために、板谷さんが大切にしているのは “好奇心” だそう。

「好奇心をもっている大人の女性は、強くもあれるし、ばかばかしくもあれる。それが、本人にしかまとえないエレガンスに通じるように思います。私も好奇心だけはなくさないように意識しています」

広がる好奇心と溶け合って、板谷さんのエレガンスはまだまだ素敵に進化しそうだ。

「濃密に時間を重ねていてその人らしさが出ている人はものすごくエレガント。もっと知りたい!と惹きつけられます」―板谷さん

女優の板谷由夏さん
 

【『Precious』archive】これまで板谷さんが登場されたファッションページをプレイバック

ストーリーのある撮影が似合う板谷さん。テーマの女性像を鋭くとらえ、いつもドラマティックに体現してくれた。

◇2019年『Precious』6月号

女優の板谷由夏さん
撮影/土屋文護(TRON)

ワンピースの企画。リゾートで過ごす余裕のある女性を演じて。5年ほど前の写真ながら、今との印象の違いに板谷さん自身、「私ですか?」と言い、周囲を笑顔に。

◇2019年『Precious』10月号

女優の板谷由夏さん
撮影/浅井佳代子

クラシックな装いで、チェリストを表現。「ヨーロッパのような雰囲気が漂う素敵な撮影でした」(板谷さん)

◇2023年『Precious』7月号

女優の板谷由夏さん
撮影/生田昌士(hannah)

砂丘を旅する女性になりきって。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

ザ・ロウ・ジャパン

TEL:03-4400-2656

PHOTO :
浅井佳代子
STYLIST :
大西真理子
HAIR MAKE :
ヘア/西村浩一(VOW-VOW)、メイク/水野未和子(3rd)
MODEL :
板谷由夏