輝き続けるミューズたちが語る「エレガンス」の真髄

創刊からの20年、『Precious』が目指すエレガンスは、いつも素敵な女性たちに彩られてきました。ここからは、『Precious』の女性像を魅力的に表現してくださった、輝きを放つセレブリティに、ご自身が考える「エレガンス」についてをお話をうかがいました。

今回は、連載コラムで社会の「今」を鋭くつづった、キャスター・ジャーナリストの安藤優子さんが考える「エレガンス」とは? 

安藤優子さん
キャスター・ジャーナリスト
(あんどう・ゆうこ)1958年生まれ。フジテレビ系列のニュースのメインキャスターとして、33年にわたり生放送の現場に立ち続けた。『Precious』ではカルチャーコラムの『opinion』や『安藤優子のニュースの核心』で時事問題を解説。新刊『アンドーの今もずっと好きなもの。』発売中。

連載コラムで社会の「今」を鋭くつづった ── 安藤優子さん

トップス¥250,800・スカート¥217,800・ピアス¥67,100・靴¥145,200(ジルサンダージャパン〈ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー〉)

『Precious』で、時事を伝える連載に長く携わってきた安藤さん。幾度となくセンスのいい私服でも登場もしていただき、大人の魅力を伝えてくれた。

「エレガンスって、自分がおかれている立場とか生き方に対して背伸びや無理をしないで、“らしくあろう” とする姿ではないでしょうか。例えば、大人の女性が娘の服を着るのは、エレガントではないと思うんです。大人であれば娘の真似などはせず、その年齢の自分らしく装うのが素敵でしょう?」安藤さんも若い頃はブランドに惹かれ、年不相応なものを頑張って身につけていたことも。「今思うと、まったくエレガンスがつくられていませんでした」と楽しげに振り返る。

「さまざまな取捨選択の積み重ねが、トータルでその人をつくるもの。自分の流れに沿うものを選択できることが、エレガンスにつながるのでしょう」日々のファッションや料理を紹介するインスタグラムが好評だ。「料理は好きですが、手抜きですよ。でも雑なことはしたくない。多くの選択肢があるなかで、雑なことは選ばないのが、私のひとつの軸になっています」

「ファッションも生き方も、無理をせず“自分らしくあろう”とする姿勢がエレガンスに通じるのではないでしょうか」―安藤優子さん

 

【『Precious』archive】これまで安藤優子さんが登場されたページをプレイバック

◇2014年『Precious』8月号

撮影/篠原宏明

最新ニュースを伝えた連載では、毎号、安藤さんのプライベートの写真も1ページで掲載。「時事が暮らしのなかで密接につながっていることを伝えられた、いいモデルケースになったと思います」(安藤さん)

◇2015年『Precious』12月号

撮影/篠原宏明

1年間のニュースを振り返り、新年の展望を語る企画は、年末年始号の恒例に。

◇2019年『Precious』2月号

撮影/浅井佳代子

還暦を迎える年に、安藤さん特集を大々的に展開。生放送のテレビ局で特別に撮影機会を得た写真は、どれもいきいきと働く姿をとらえていた。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

ジルサンダージャパン

TEL:0120-919-256

PHOTO :
浅井佳代子
STYLIST :
大西真理子
HAIR MAKE :
重見幸江(gem)
MODEL :
安藤優子
EDIT&WRITING :
兼信実加子、長瀬裕起子、喜多容子(Precious)