輝き続けるミューズたちが語る「エレガンス」の真髄

創刊からの20年、『Precious』が目指すエレガンスは、いつも素敵な女性たちに彩られてきました。ここからは、『Precious』の女性像を魅力的に表現してくださった、輝きを放つセレブリティに、ご自身が考える「エレガンス」についてをお話しをうかがいました。

今回は、『Precious』世代がその美しい年齢の重ね方に憧れ続ける、女優・文筆家の鈴木保奈美さんが登場! 保奈美さんが考える「エレガンス」とは?お話しをうかがいました。

鈴木保奈美さん
女優・文筆家
(すずき・ほなみ)1966年生まれ。1986年に女優デビュー。ドラマや映画、舞台と活躍の幅は多岐に広がる。本誌ではモデルとしての登場のほか、エッセイを寄せていただくことも多い。著書に『獅子座、A型、丙午』。出演する『あの本、読みました?』(BSテレ東)が4月4日よりレギュラー番組に。

美しい年齢の重ね方に誰もが憧れて── 鈴木保奈美さん

ニット[インナー付き]¥89,100・オーバーオール¥235,400(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、靴/スタイリスト私物

保奈美さんといえば、女優としての活躍に加え、ユーモアのあるエッセイでも知られるところ。その文章のように、エレガンスについても、ちょっと意表をついた言葉で語ってくれた。

「エレガンスとは、“痩せがまん”…ではないでしょうか。ものすごくがまんするとかではないのですが、甘えないとか、依存しないとか、どこか自分に手抜きを許さないとか、適度な厳しさを自分に課すことかな、と思います」 

『Precious』との付き合いは長く、ファッションページにたびたびモデルとして登場していただいてきた。「Preciousは大人であることを肯定しているところに共感できるんです。“熟成するのがいいよ”(笑)って高らかに謳ってくれているじゃないですか。いい痩せがまんが、いい熟成、そしてエレガンスをつくるのではないでしょうか」

そのために必要なものは?「精神力、そして体力ですね。特に体力は必須。自分の何か目的を達成するのにも、周りの人に約束するのにも、基本は体力ですから。それがなくて、自分で自分に負けちゃうのがいちばん悔しいですね」気負いのない表現なのに、心意気はとことんエレガントだ。

「エレガンスとは “痩せがまん” では。ちょっとの厳しさを自分に課すことが、いい熟成をもたらすのだと思います」―鈴木保奈美さん

 

【『Precious』archive】これまで保奈美さんが登場されたファッションページをプレイバック

「Preciousの撮影は、気心の知れたスタッフに囲まれて、私はただただ楽しんでいます」と保奈美さん。

◇2011年『Precious』7月号

撮影/浅井佳代子

初登場は13年前。「白」のワントーンを、ハンサムに着こなして。

◇2020年『Precious』3月号

撮影/浅井佳代子

弁護士事務所の代表役を演じたドラマ『SUITS』での着こなしは、トップキャリアのお手本に。そのファッションを取り上げた『Precious』企画も大人気。

◇2023年『Precious』2月号

撮影/浅井佳代子

旅特集で長崎・五島列島を訪れて。「島の方々との温かな交流がとても心に残っています」(鈴木さん)

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

マックスマーラ ジャパン

TEL:0120-030-535

PHOTO :
浅井佳代子
STYLIST :
犬走比佐乃
HAIR MAKE :
福沢京子 
MODEL :
鈴木保奈美
EDIT&WRITING :
兼信実加子、長瀬裕起子、喜多容子(Precious)