「ノーカラージャケット」は軽快に着こなすと新鮮！きれいめスマートカジュアル【海外スナップ】

アウターなしで出かける日に、真っ先に取り入れたいのがノーカラージャケットです。フォーマルに仕上げると、ひと昔前の装いになってしまうので新鮮な着こなしテクニックをマスターしましょう。

■１：エリーゼ・ザイツは…ボーダーは爽やかスポーティに仕上げると新鮮さアップ

バッグは黒いトートバッグを投入。引き締まった印象が高まります。

“HEY SOHO”というネットショップを経営するエリーゼ・ザイツがドイツ、ハンブルグでスナップされたときの着こなしです。ボーダーのノーカラージャケットにデニムパンツを合わせていました。ボーダーのジャケットはフロントの前合わせが白くトリミングされて、軽やかな仕上がりです。ベルト位置と同じ短めの丈かつコンパクトなシルエットということも、自然と脚長シルエットをつくり出します。デニムがカジュアルなので、ジャケットを合わせると品よくまとまり今っぽいムードに。スニーカーのライン使いでジャケットのボーダーをリピートして、全身をスポーティテイストにまとめたことも大正解です。

■２：ベアトリス・グトゥは…キャメル×黒の辛口配色で切れのいい上品カジュアルに

太ヒールがデザインされたパンプスを愛用中。一気にモードっぽさが盛り上がります。

アートディレクター兼スタイリストとして活躍するベアトリス・グトゥ。パリでキャッチされたこの日は、トップスとレザーパンツを黒でまとめてキャメルのジャケットを羽織っていました。キャメルと黒のクールな色合わせは定番といえますが、かっこよさとともにリッチさをアピールできます。この配色でジャケットが襟付きのものだと、辛口すぎてメンズっぽくなりすぎに。女性らしさが香るノーカラージャケットは、旬の辛口エレガンスを実現するのにぴったりです。地味にならないよう、シルバーのチェーンネックレスを2連にして、華やかなアクセントにしたアレンジからも目が離せません。

■３：アレクサンドラ・ペレイラは…カジュアルに仕上げるとこなれて今っぽいツイードジャケット

ふんわりクリームイエローのバッグを差し色に。春らしくフェミニンさが漂います。

人気インフルエンサー、アレクサンドラ・ペレイラはパリで見かけられていました。白いTシャツと白パンツというオール白の着こなしに、ベージュのツイードジャケットを投入し、颯爽と。ツイードジャケットによく見られるノーカラーは、カーディガン風に着られてこなれた雰囲気が高まります。ツイード素材には立体感があり、オール白がフラットに見えません。またジャケットのパイピングに白が使われているので、なじみよくスマートな印象に。パンツはセンタープレス＆フレアシルエットのため、スタイルアップに効果的。ヒール靴を合わせるのがバランス良好です。

ノーカラージャケットを今っぽく着こなしていた3人のファッショニスタのスナップにスポットを当てました。畏まった印象になりすぎず、こなれたムードが漂うカジュアルに仕上げるテクニックや色合わせといった見逃せないポイントが満載です。品がよくフェミニンさも演出できるので、ぜひ春のおしゃれに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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