1996年の誕生以来、“タンク”の持ち味であるタイムレスな魅力と、瀟洒なフレンチスタイルが融合したデザインで、コレクションのなかでもひと際高い人気を誇り続けている“タンク フランセーズ”。まさに時計史に刻まれるこの名品ウォッチに、この春、よりモダンなダイヤルをまとった日本限定モデルが登場しました!

タイムレスに輝き続ける “タンク フランセーズ”という絶対的名品

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黄金比率を描くレクタンギュラー(角形)ケースや、ケースと一体化したブレスレットなど、“タンク フランセーズ”のデザインの核はそのままに、まったく新しいダイヤルによってこんなに新鮮な表情に! (C) Cartier

「カルティエ」を代表するウォッチコレクション“タンク”のなかでも、世界の働く女性から圧倒的な人気を集め続けている“タンク フランセーズ”。2023年には誕生以来初めてリニューアルを遂げました。

しかし、ケース、ブレスレット、ダイヤル、そしてメタルの仕上げなど、随所に現代的なアップデートを施したその「進化」にひと目で気づいた人は、おそらく多くはなかったことでしょう。けれども、それこそが「名品」たるゆえん。オリジナルモデルの雰囲気を何ひとつ失うことなく、ひそやかにモダニズムを加味したしなやかな進化は、「カルティエ」のエレガンスと一流の美学を体現したものでした。

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「タンク フランセーズ」左 SM/¥4,461,600・中央 MM/¥698,500・右 LM/¥869,000 ●ケース:左/イエローゴールド×ダイヤモンド・中央・右/共にステンレススティール ●ケースサイズ:左/縦25.7×横21.2mm・中央/縦32×横27mm・右/縦36.7×横30.5mm ●ブレスレット:左/イエローゴールド・中央・右/共にステンレススティール ●ムーブメント:左・中央/クオーツ・右/自動巻き (C) Cartier

そして今回、「カルティエ」が日本に最初のブティックを開いてから 50年という節目の年に、また、“タンク フランセーズ”が新たな魅力を開花させたのです。

「日本の美意識」と「フレンチスタイル」の気高き融合

日本限定として登場した“タンク フランセーズ”は、現在展開されているサイズの中間の大きさであるミディアムモデル。印象的なダイヤルデザインは、日本芸術の伝統の中にある“簡素を尊ぶ”文化が着想源です。

その佇まいを「カルティエ」は「まるで1枚のエンボス紙のよう」と比喩していますが、光の加減や角度によって多彩にその表情を変えるミニマルでモノクロームなデザインのダイヤルはどこかモダンアートのような趣も湛え、手元で静かに個性を主張します。

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「タンク フランセーズ」日本限定モデル ¥726,000 ●ケース:ステンレススティール ●ケースサイズ:縦32×横27mm ●ブレスレット:ステンレススティール ●ムーブメント:クオーツ (C) Cartier

リューズにはムーンストーンがあしらわれ、ロジウム加工されたシルバーカラーの針、オパラインカラーのダイヤル、そしてサテン仕上げが施されたブレスレットへと時計全体を柔和なグレートーンで統一。「カルティエ」による「日本の美意識」の新たな解釈が、“タンク フランセーズ”に比類なき個性をエレガンスを授けました。


この日本限定モデルは一期一会。もしも気になったら、早めにブティックに足を運ぶことをおすすめします。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

カルティエ カスタマー サービスセンター

TEL:0120-1847-00

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この記事の執筆者
東京都出身。大学在学中から雑誌『JJ』などで執筆活動を開始。女性向け本格時計のムックに携わったことから、機械式時計に開眼。『Precious』などの女性誌において、本格時計の魅力を啓蒙した第一人者として知られる。SIHHとバーゼルワールドの取材歴は、女性ジャーナリストとしては屈指のキャリアの持ち主。好きなもの:海、ハワイ(特にハワイ島)、伊豆(特に下田)、桑田佳佑様、白い花、シャンパン、純米大吟醸酒、炊きたてのご飯、たまご、“芽乃舎”の野菜だし、“エルメス”のバッグと“シャネル”の靴、グレーのパーカー、温泉、スパ、素敵旅館、村上春樹、宇野千代先生、神社、日本の陶器(特に唐津焼)、朝ドラ、ドラミちゃん、長文のインタビュー原稿