2024年3月4日より約1週間、王室の公務より一時休暇をとったカミラ王妃。チャールズ国王がガンの治療を受けているため、目下その代わりを務めています。それと同時にキャサリン皇太子妃が腹部の手術のため休業中なこともあり、ここ数週間は多忙を極めた日々を送っていました。また、公務と並行し、がん治療に臨む国王をよく理解し、彼の側でサポートしているというカミラ王妃。タフに輝く76歳の最新スタイルを紐解いていきましょう。

■1:競馬場に溶け込むアーシーなカラーのコーディネート

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ローズのリップがグリーンに映えます。

2024年3月13日、イギリスの競馬場で開催されるチェルトナム・フェスティバル2日目、スタイル・ウェンズデイに出席。グリーンのコート、ハット、黒いレザーグローブを着用しています。ダークグリーンのカシミアコートはウエストを共布ベルトでマークしてバランスよく。つばの広いロック&コー社の帽子は、ファーがトレードマークのヘアスタイルのラインに寄り添って、マッチしています。コートと同じ、グリーントーンのスカーフで顔まわりの華やかさをあと押し!

■2:バービーとお揃い!ケープ風ジャケットでモダンに

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バービーの髪は王妃のカールを忠実に再現。ジュエリー、バッジを含め女王が身に着けていたものをモデルにして作られました。

2024年3月12日、イギリス・ロンドンのバッキンガム宮殿で、そっくりのバービー人形を贈られたカミラ王妃。 Women Of The World (Wow) Foundation の会長としての活動を称え、まったく同じ衣装を着た人形が贈られました。お揃いのアウトフィットは、ヴィヴィッドなブルーのフィット&フレアシルエットのワンピースにケープ風ショートジャケット。クラシカルなスタイルを好む印象の王妃ですが、モードなジャケットも小粋に着こなしています。

■3:洗練エレガンスをもたらす白黒モノトーン

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小物は全てブラックで統一。

2024年3月11日、ロンドンのウェストミンスター寺院で開催された2024年コモンウェルスデー・レセプションに出席。約1週間の休暇後の公務で、生き生きとした表情です。王妃の定番であるフレアスカート&長袖のワンピース。カフスとフロントには白があしらわれ、地味見えを回避しています。高いフォーマル感がありながら、メリハリの効いた配色でスッキリ、優雅な印象に。


イギリス「カミラ王妃」が3月前半にまとった装いをご覧いただきました。ファミリーのサポートに奔走しハードな毎日を送っているはずですが、いつも以上に明るく温かなオーラを周囲に振り撒いている王妃。自身の心身の健康も大切に、無理することなく過ごして欲しいものです。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子