2024年 Precious 3月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します

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『Precious』3月号(2024年2月7日発売)の表紙、カバーモデルは大政 絢(Precious専属)

今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、この春のビッグトレンドとしても注目される「ワントーン」の着こなしに人気が集中しました。パンツスタイルからワンピース、カジュアルコーデまで、今年らしい色や素材の重ね方のテクニックを参考にしたい読者が多かったようです。

それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?

【10位】黒の半袖リブニット×黒のレザースカート×黒のブーツ

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ニット¥69,300(ドゥロワー 二子玉川店〈ドゥロワー〉)、スカート¥990,000/参考価格(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ブレスレット 右から¥779,900・¥2,057,000(フレッド)、バッグ¥310,200・靴¥246,400(JIMMY CHOO)[Precious2024年3月号92ページ]撮影/小林美菜子

「エレガントな黒と辛口ブーツのバランスが新鮮」と注目されたのが、こちらのコーディネート。質感の違いを楽しむときに選びがちなチュールスカートではなく、艶やかなレザースカートを合わせた黒のワントーンスタイルです。

トップスをカジュアル感のある半袖リブニット、足元を重めのブーツにすることで、アンケート回答にも見受けられた「程よくモードな好バランス」を実現。あえて白のバッグをプラスした抜け感の演出も効いています。

【9位】白のロングシャツ×グリーンのパンツ

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バッグ『フェンディ フリップ』[縦29.5×横33×マチ1.5cm]¥266,200・チャーム¥70,400/共に2月上旬発売予定、予定価格・シャツ¥300,300・靴¥195,800/共に3月中旬発売予定、予定価格・パンツ¥203,500/2月上旬発売予定、参考色、予定価格(フェンディ ジャパン)、ピアス¥1,012,000・バングル¥3,333,000(ポメラート)[Precious2024年3月号79ページ]撮影/長山一樹(S-14)

ゆったりとした白のロングシャツに、シルキーな光沢が美しいグリーンのパンツを合わせた着こなしには「スタイルアップして見える」という声が。シャープなフォルムのフラットトートをふたつ折りにして持つことで、シャツのボリューム感が引き締まります。

また、「靴とパンツの色リンクが効いている」と着目した方がいらしたように、色数を増やさないこともテクニックのひとつ。実はバッグの底の色ともリンクしているという隙のない統一感が、コーディネートの完成度を高める秘訣に!

【8位】ミッドナイトブルーのシャツワンピース×黒のパンプス

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ワンピース¥202,400(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、イヤリング¥1,870,000・ブレスレット/右手¥495,000・左手¥3,641,000(ポメラート)、バッグ¥108,900(アンテプリマジャパン〈アンテプリマ/ワイヤーバッグ〉)、靴¥118,800(JIMMY CHOO)[Precious2024年3月号65ページ]撮影/生田昌士(hannah)

「ワンピースでもキリッとした印象で素敵」と評価されたのは、深淵なミッドナイトブルーのワンピースに黒のヒール靴を合わせ、凛としたオーラを高めたコーディネート。落ち着いたトーンでまとめることで知的な雰囲気が生まれ、ビジネスシーンに必要な信頼感を演出できます。

さらに、仕上げに合わせるバッグは、色ではなく光を添えるイメージで、メタリックなマテリアルをオン。「バッグの抜け感がこなれた印象」というコメントも寄せられました。

【7位】ベージュのトレンチコート×白のハイネックブラウス×ベージュのパンツ

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コート¥473,000・ブラウス¥462,000・パンツ¥242,000・ピアス¥71,500・バッグ¥462,000・靴/参考商品(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) サングラス¥56,100(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)[Precious2024年3月号55ページ]撮影/生田昌士(hannah)

トレンチコートを軸にした、タイムレスな風格漂うベージュのワントーンスタイルは、「洗練された大人かっこいいコーデ」「時代を超越したクールビューティさが素敵」と辛口派からの支持を集めました。

オーバーサイズのトレンチのインには、ドレープが美しい白のシルクブラウスを選んで、質感にコントラストをプラス。マスキュリンとフェミニンの掛け合わせも、視線を集める秘訣です。

【6位】ブルーのトレンチコート×淡ブルーのカットソー×パステルブルーのパンツ

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コート¥143,000・パンツ¥62,700(三喜商事〈バレナ〉)、カットソー¥9,900(ソージュ オンラインストア)、ピアス¥132,000(ザ・サロン バイ ノーア〈サイモン・アルカンタラ〉)、ペンダント/上から¥67,980・¥69,850(ホアキン・ベラオ)、バッグ¥588,500(ヴァレクストラ ジャパン)、靴¥128,700(セルジオ ロッシ)[Precious2024年3月号51ページ]撮影/生田昌士(hannah)

シワ加工を施したトレンチコートと艶やかなシルク素材のパンツは、色調の異なるブルーが魅力的。さらにほんのり透けるカシミア混のカットソーも淡いブルーを選ぶことで、軽やかな表情に仕上がります。

ブルーの濃淡で魅せるきれい色を重ねた着こなしは、「春らしい上級ワントーンスタイル」と高評価。また、「大きめジュエリーのメリハリが効いている」「オフホワイトのバッグと靴が映える」と、小物使いに注目した方もいらっしゃいました。

【5位】グレーのカーディガン×白のシャツ×黒のパンツ

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カーディガン¥190,300・シャツ¥110,000・靴¥198,000/店舗限定(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、パンツ¥53,900(エイトン青山)、時計¥886,600(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)、バッグ¥547,800(ヴァレクストラ ジャパン)[Precious2024年3月号92ページ]撮影/小林美菜子

グレー、白、黒というベーシックカラーのシンプルコーデを今年らしくアップデートするには、上半身のバランスをコンパクトにまとめることがポイント。シャツもカーディガンも短め丈にすることで、「手持ちのアイテムを使って真似できそう」でありながら、モードの風味をひと匙加えた新しいバランスに仕上がります。

さらに小物はトラッド感を意識したバッグやレースアップシューズ、時計でまとめて上品さもしっかりキープ。「日常に取り入れやすいかっこよさ」で多くの票を獲得しました。  

【4位】白のコート×シェルピンクのワンピース

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ワンピース¥154,000・コート¥220,000(ブラミンク)、イヤーカフ¥24,200・ピアス¥41,800(showroom SESSION〈コールムーン〉)、バングル/右手¥169,400・左手¥276,100(エスケーパーズオンライン〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ¥567,600(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴¥130,900(JIMMY CHOO)[Precious2024年3月号64ページ]撮影/生田昌士(hannah)

「洗練された上品さ」や「女性らしさを軽やかに表現できる色合わせ」を気に入ったという方が多かったのは、パステルトーンを重ねたコーディネート。桜を連想させるシェルピンクのワンピースを主役に、コートはパウダリーカラーを、パンプスはヌーディなピンクを選び、色味を濁らせずにまとめるのがポイントです。

ジュエリーやチェーンバッグでシルバーの硬質な光沢感を添えれば、切れ味のよさ加わってさらにワンランク上の着こなしに。淡色ワントーンがきりりと引き締まります。

【3位】白のブルゾン×グレージュのニット×白のワイドパンツ

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ニットブルゾン¥205,700・インに着たニット¥89,100・パンツ¥146,300(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス¥803,000・ブレスレット¥2,959,000(ポメラート)、時計¥1,793,000(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)、バッグ¥157,300(八木通商〈ザンケッティ〉)、靴¥107,800(JIMMY CHOO)[Precious2024年3月号50ページ]撮影/生田昌士(hannah)

新しい季節のスタートにふさわしい白のワントーンスタイルには、「軽やかな爽やかさと華やかさが両立した理想の春コーデ」と絶賛のコメントが届きました。ピュアウールで編み立てたボリュームスリーブのブルゾンとワイドパンツを、クリーンな白で揃えて、時代に合ったしなやかな迫力を演出しています。

従来のオールホワイトと一線を画しているのは、グレージュのポイント使い。インのニットとバッグ、パンプスでグレージュを加えることで、奥行きのある装いに。「柔らかい雰囲気が素敵」「立体感のある白に仕上がっている」などの声もいただきました。

【2位】ライトグレーのライダースジャケット×グリーンのニット×シルクサテンのブラウス×メタリックリネンのパンツ

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ジャケット¥1,263,900・ブラウス¥209,000・ニット¥162,800・スカート¥291,500・ネックレス¥220,000・バッグ¥334,400/参考価格(ブルネロ クチネリ ジャパン)、時計¥352,000(日本ロレックス/チューダー)[Precious2024年3月号53ページ]撮影/生田昌士(hannah)

ベルベットのようになめらかなスエードに艶めくシルクサテン、メタリックなリネン…。趣向を凝らした異素材を重ねることで、「ワントーンでもリズミカルな表情が素敵」と好評を得た着こなしに。ライトグレーのライダースジャケットに、わずかにグリーンみを帯びたコットンニットを肩掛けした、曖昧な色の掛け合わせも絶妙です。

また、パンツのメタリック感や時計による光沢感もアクセントも効いていて、「さりげないシルバーの取り入れ方を参考にしたい」というコメントもいただきました。

【1位】黒のワンピース×黒のバッグ×黒のパンプス

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ワンピース¥781,000/予定価格・スリップドレス¥86,900・シングルイヤリング¥132,000・リング¥572,000・バッグ¥363,000/予定価格・靴¥150,700/予定価格(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)[Precious2024年3月号67ページ]撮影/生田昌士(hannah)

『Precious』3月号の好きなコーディネート1位を獲得したのは、肌がほんのりと透けるシースルーやシフォン素材を巧みに取り入れたブラックワンピースの装い。襟や袖口、胸ポケットはサテン仕様にしているため、一枚で透け感と光沢を戦略的に織り交ぜた黒のコントラストを堪能でき、「上品エレガントな大人のシースルー」「透け感があっても清楚な印象」と反響を呼びました。

黒のワントーンスタイルをセンスよく見せるには、艶めきを添えることも重要なポイント。光沢感のあるパテントレザーのクラッチバッグでメリハリを添える一方、足元はマットな素材で大人の落ち着きを演出。潔く色味を絞りつつも異なる質感を重ねることで、高貴なムードが漂います。

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以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』3月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。

このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?


現在発売中の『Precious』4月号では、創刊20周年記念企画【今までも、これからも、揺るぎない「エレガンス」を求め続けて】を展開中! Preciousが創刊以来追求してきた「エレガンス」。創刊号からその歴史をふり返りながら、今必要とされているエレガンスとは何か? を探りました。インタビューのパートでは、歴代表紙モデルの小雪さん、杏さんをはじめ、鈴木保奈美さんや板谷由夏さんなど、Preciousにゆかりの深い方々にそれぞれの「エレガンス」をうかがいました。そのほか、「〈スタイリスト大西真理子さんPresents〉もっと自由に、軽やかに!2024年春『仕事服』の結論」、「賢者のキーワードと共に読み解く、この先20年を美しく過ごす『エンパワリング・ビューティ』」、「島田順子さんの『美しい暮らし』」など、充実のラインナップです。日頃の感謝の気持ちを込めまして、別冊付録2冊、本誌も豪華な特集を展開しています。

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2024年4月号表紙
 
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2024年3月7日¥1,800(税込)

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。


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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
BY :
『Precious3月号』小学館、2024年
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