今回は「絶壁でもふんわりキレイなフォルムに見せたい」、「ショートでもクールすぎず柔らかく優しい印象を目ざしたい」というお悩みに、「ABBEY」の副店長・スタイリスト 久保園 翔さんがアドバイス！
「40代50代のお客様にはボブと並んでショートも人気のスタイルですが、急に短く切るのに抵抗があるという方も…。ショートでも長さを残してバランスをとればシャープになりすぎず、しなやかで華やかな印象をキープすることができます。丸みを出すようなカットを施しているので、絶壁で後頭部がペタッとしてしまう方でも自然とふんわり、グラデーションでメリハリを出すことで、リフトアップ効果も狙えます」（久保園さん）
【絶壁でもふんわりキレイなフォルムに見せたい】【ショートでもクールすぎず柔らかく優しい印象を目ざしたい】というニーズに合う【しなやか丸み×くびれショート】をご紹介します。
40代の髪型のお悩みを解決【ショートヘア】：トップも後頭部もふんわり、程よく華やかで優しげな印象のショートヘアになりたい！
ショート代表：秋吉亜紀子さん（44歳／会社員）のお悩みを解決するには…
解決ヘアスタイル：後頭部は丸みが出るようにカット、全体的に長さを残しつつグラデーションを入れてメリハリ感のあるスタイルに
秋吉さんのHAIR CHART
- やわらかさ （柔→硬）★★★★
- ボリューム （少→多）★
- 髪の太さ （細→太）★★
- うるおい （乾→潤）★★★★
- 白髪の量 （多→少）★★★★
秋吉さんは、ハリがありながらも毛量は少なめでボリュームが出づらい髪質。
「ショートは後頭部のフォルムが決め手！ ふんわりと美しく見せたいので、グラデーションを入れて程よく丸みが出るようにカットしています。サイドはパツンと切ると中途半端な印象に見えてしまうので、段差をつけながらカットしてリフトアップ効果を狙っています。ショートスタイルですが表面は長さをキープしつつ、グラデーションで毛量調整しながら軽さ＆メリハリを。前髪も目にかかるくらい長めに残すのが、大人っぽくこなれた印象に見せるポイントです」（久保園さん）
■スタイリング術：前髪からトップはカーラーで。毛先はアイロンでさらに美フォルムキープ
「洗髪して乾かすだけでもおさまりのいいショートスタイルですが、より華やかな印象に見せたいときはカーラーやアイロンでスタイリングするのがおすすめ。ちょっとしたコツをつかめば、ラクにこなせるはず」（久保園さん）
１：前髪からトップはカーラーでセット
前髪からトップにかけての髪は、カーラーを４つ使ってボリューム感を出していく。頭頂部まで前向きに巻き（３つのカーラーは前向き）、一番後ろのみ後ろ向きに。カーラーを巻く毛束は黒目の幅のモヒカンライン、根元から自然な立ち上がりを作って。
２：中間から毛先にスッとアイロンを通して
サイドや後ろの髪はストレートアイロンでスタイリングを。中間から挟んで毛先にスッと軽く内巻きにして抜くくらい、まとまりとさりげない動きを出すイメージで。こなれ感をキープしたいので、くるっと巻かないこと。
POINT＜老け見えをくい止めるポイント3か条＞
- 後頭部に丸みを出すようなカットで、キリッと映えるショートヘアに
- 長さは残しながらグラデーションを入れて、メリハリ＆リフトアップ感をかなえる
- カーラー×アイロンのスタイリングで、美フォルムキープ
「スタイリング剤は軽めのオイルがおすすめ。まとまり感とツヤを出して」（久保園さん）
今回、教えてくださった「ABBEY」副店長・スタイリスト 久保園 翔さん
ショートからボブの肩上のスタイルに特に定評あり。手数少ないスタイリングでよりまとまりやすくおしゃれに見える、自宅でも再現性の高いスタイルを提案。「キャンプにハマっています。ソロキャンプの道具を積んで自転車でキャンプに向かうことも。さくっと気が向いたときに気軽行ける、都内・城南島でのキャンプも楽しいです」（久保園さん）Instagramアカウント：@abbeyzonofuk
問い合わせ先
ABBEY
住所／東京都港区南青山5-7-23 始弘ビル2F
TEL：03-5774-5774
営業時間：平日11:00 ～20:00、土・日・祝10:00～18:00
定休日：月曜・火曜
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- PHOTO ：
- 風香
- EDIT&WRITING ：
- 門司紀子
