ドイツ・ハンブルクに2017年1月、新たに完成したコンサートホール「エルプフィルハーモニー・ハンブルク」にて、オープニングセレモニーとコンサートが開催されました。
エルプフィルハーモニー・ハンブルクは、かつては倉庫だった建物のレンガ造りを基礎に、新たにガラス張りの部分が増築された斬新なデザインのコンサートホール。
ハンブルクの新しいランドマークとして、3つのコンサートホールのほか、ホテルや展望広場も設置されています。
オープン当日の1月12日には大ホールでオープニングセレモニーが執り行われ、ドイツの首相、アンゲラ・メルケル氏をはじめ、多数の著名人が来賓として出席しました。
オープニングセレモニー後に行われたコンサートでは、NDR(北ドイツ放送)エルプフィルハーモニー・オーケストラが首席指揮者トーマス・ハンゲルブロック氏の指揮のもと、著名な客演ソリストとともに演奏を披露。
コンサートの熱気は、ベートーヴェン作曲の『交響曲第9番』の最終楽章で最高潮に!
シラー作詞の『歓喜の歌』によって、ハンブルクに新しいコンサートホールができたという、まさにFreude(喜び)が会場内にあふれました。
また、大ホールの音響設計は日本人の豊田泰久氏が請け負い、その音響の素晴らしさと音の圧倒的な響きを観客に印象づけました。
新しいランドマークとしてハンブルクに光り輝いたエルプフィルハーモニー・ハンブルク、そしてそれを祝うコンサートの様子は、公式YouTubeチャンネルでも公開中。
熱気あふれる会場の雰囲気と、その素晴らしい演奏をぜひチェックしてみてください。
【関連記事】
>>女性指揮者・西本智実さんへの7つの質問
>>パリ・オペラ座バレエ団が3月に来日!本場のバレエの醍醐味をじっくりと味わって
>>今年こそ、デビューしてみませんか?『オペラ・バレエ鑑賞』入門ガイド【第1回】
- TEXT :
- Precious.jp編集部