あらゆるカラーにマッチする、万能なベージュパンツは春らしい軽やかさを演出するのにもぴったり。チノクロス素材なら、カジュアルダウンが叶ってこなれ感をアピールすることができます。大人の余裕漂う、シンプルながらもあか抜けて見えるコーディネート術を解説します。

■1:ソフィア・ガイスは…クリーンな白ロンT合わせでミニマルシックを実現

フィット感のあるトップスには、脱力感のあるシルエットのパンツがお似合い。
フィット感のあるトップスには、脱力感のあるシルエットのパンツがお似合い。

2024年4月2日、デジタルクリエイターのソフィア・ガイスをベルリンの街中でスナップ。タックやベージュカラーが上品なパンツは、チノクロス素材、そしてローライズのディテールで抜け感を共存させて。そこにシンプルでプレーンな白ロンTを合わせ、大人の余裕をアピール。クロップド丈なら、お腹周りがちらりと覗いてヘルシーです。そこに黒のレザー小物、シルバーのイヤリングをプラうし、スタイリッシュな味付けを。

■2:マーリーズ・ピア・ファイフホファーは…上品な組み合わせは素材で外してエフォートレスに

空気を含ませたようなふんわりカールヘアがしなやかさをアシスト。
空気を含ませたようなふんわりカールヘアがしなやかさをアシスト。

2024年3月22日、ミュンヘンにてモデル、インフルエンサーのマーリーズ・ピア・ファイフホファーをスナップ。シャツとベージュパンツという正統派なきれいめコンビで、優雅さを印象付けて。デニムシャツとチノパンツのカジュアル素材で外せば、かしこまりすぎずちょうどいいバランスにまとまります。シャツの裾をタックインしつつ、袖をブラウジングして立体感を上乗せ。手元には、ダークブラウンのレザーバッグをオン。黒よりもソフトな印象になるので、爽やかな配色の上下によく似合っています。

■3:カミーユ・ロウは…クロップド×ローライズの絶妙バランスがあか抜けに貢献

バッグをさっと小脇に抱えて、粋なムードを醸して。
バッグをさっと小脇に抱えて、粋なムードを醸して。

モデル、カミーユ・ロウの、パリ ファッションウィークでの着こなしをピックアップ。ストレートシルエットのチノパンツは、センタープレス入りで縦長効果を倍増させることができます。ローライズを選びつつ、ベルトマークして腰の位置を下に設定すると今っぽいこなれ感が漂います。シャツとVネックニットプルオーバーのレイヤードスタイルは、いずれもクロップド丈を選ぶことでバランスアップに繋げました。


この春試したい「ベージュチノパンツ」の着こなしをご紹介しました。上品ながらもかしこまりすぎない、そんなディテールがきれいめにもカジュアルにもマッチします。ぜひ、取り入れてみてください。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香