【目次】
プロフィール
名前:バーブラ・ストライサンド(Barbra Streisand)
出生地:アメリカ合衆国 ニューヨーク州
生年月日:1942年4月24日
ニューヨーク、ブルックリンで育ち、10代でナイトクラブの歌手としてデビューしたバーブラ・ストライサンド。女優としても活動を始め、1962年にミュージカル『あなたには卸値で』でブロードウェイデビューを果たし、一躍注目の存在となりました。1963年に発表したデビューアルバム『ザ・バーブラ・ストライサンド』はグラミー賞を獲得。1964年にブロードウェイで上演された『ファニー・ガール』は大ヒットし、バーブラ・ストライサンドにとっても代表作に。1968年にはバーブラ主演で映画化され、アカデミー賞主演女優賞及びゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞した名作となりました。その後、『ハロー・ドーリー!』(1969年)『追憶』(1973年)『スター誕生』(1976年)など、映画史に残る名作に次々と出演したほか、『愛のイエントル』(1983年)では監督・脚本・主演を務め、高い評価を獲得。アカデミー賞をはじめ、エミー賞やゴールデングローブ賞、グラミー賞、トニー賞と、名だたる賞を獲得している、アメリカを代表する大女優です。
私生活では、1963年に俳優のエリオット・グールドと結婚し、息子をひとりもうけるも、1971年に離婚。その後はアンドレ・アガシとの交際なども話題に。1998年に俳優のジェームズ・ブローリンと結婚しています。
「若いころ」「昔」の写真15選
まず、バーブラ・ストライサンドの「若いころ」「昔」の写真をピックアップ。
1960年(18歳)
1965年(23歳)
1965年(23歳)
1966年(24歳)セントラルパークにて
1968年(26歳)映画『ファニー・ガール』より
1969年(27歳)映画『晴れた日に永遠が見える』撮影中
1970年(28歳)
1972年(30歳)ニューヨーク ポートレイトセッション
1975年(33歳)
1991年(49歳)映画『サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方』撮影中
1991年(49歳)第63回 アカデミー賞授賞式
1992年(50歳)第64回 アカデミー賞授賞式
1995年9月(53歳)第47回 プライムタイム・エミー賞授賞式
2000年(58歳)第57回 ゴールデングローブ賞授賞式
2001年(59歳)第53回 プライムタイム・エミー賞授賞式
「映画」代表作5選
ここからは、チェックしておきたいバーブラ・ストライサンドの代表出演「映画」をご紹介します。
『ファニー・ガール』(1968年)
1964年にブロードウェイで初演されたミュージカルの映画化。実在の喜劇女優ファニー・ブライスの生涯を描いた作品で、ミュージカル版でもバーブラが主演を務めている。また、この作品でアカデミー賞主演女優賞を受賞した。
あらすじ:舞台女優を目指すファニー(バーブラ・ストライサンド)は、周囲からの評価にも負けずステージに立ち続ける。憧れの「ジークフェルド・フォリーズ」の一員になったファニーは、客の笑いをとることに成功。それをきっかけに、押しも押されぬスターとなっていく。一方で、ニック(オマー・シャリフ)という運命の相手に出会ったファニーだったが…。
『ハロー・ドーリー!』(1969年)
ジーン・ケリー監督。1964年にブロードウェイで上演されたミュージカルの映画化。共演は、ウォルター・マッソーなど。
あらすじ:19世紀後半のニューヨーク。かつて社交界の人気者だったドーリー(バーブラ・ストライサンド)は、夫亡き後、慎ましい生活を送っていた。あるとき、姪の結婚の世話を依頼してきたホーレス(ウォルター・マッソー)に恋をしてしまったドーリー。気難しいホーレスをなんとか振り向かせようとするドーリーは、ある秘策を思いつく。
『追憶』(1973年)
シドニー・ポラック監督。脚本家のアーサー・ローレンツの実体験をもとにした青春映画。共演は、ロバート・レットフォードなど。
あらすじ:大学で出会い、卒業後に結婚したケイティ(バーブラ・ストライサンド)とハベル(ロバート・レットフォード)。学生時代から作家として活動していたハベルは、ハリウッドの脚本家として働くようになっていた。結婚生活は順調にみえたものの、ケイティが反政府活動を再開させたことで関係に亀裂が入ってしまう。ケイティの出産後離婚したふたりは、長い月日を経て偶然再会する。
『スター誕生』(1976年)
1937年に公開された映画をリメイクした作品。1954年にはジュディ・ガーランド主演、2018年にはレディ・ガガ主演でリメイクされている。この作品でアカデミー賞の歌曲賞を受賞したほか、グラミー賞最優秀楽曲賞も受賞している。
あらすじ:破天荒な振る舞いが原因で落ち目となっていたロック歌手のジョン(クリス・クリストファーソン)は、場末のクラブで歌手をしているエスター(バーブラ・ストライサンド)に出会い、恋に落ちる。彼女のために曲を作り、ふたりでステージにたったところ、瞬く間に大ヒット。エスターは世間の注目を集めスターとなり、ジョンとの立場が逆転してしまう。
『愛のイエントル』(1983年)
アイザック・バシェヴィス・シンガーの短編小説を原作とした作品。監督・脚本・主演をバーブラ・ストライサンドが務め、ゴールデングローブ賞をはじめとした多くの賞を受賞、ノミネートされた。
あらすじ:イエントル(バーブラ・ストライサンド)はラビの父から密かにタルムードを教わり、トーラーを学んでいたが、父が亡くなったことで学習の機会を失われてしまう。女人禁制のイェシーバーに、男装しアンシェルと名乗って入学したイエントル。アヴィグドル(マンディ・パティンキン)と婚約者のハダス(エイミー・アーヴィング)と親しくなるが、ハダスがアンシェルに恋をしてしまったことで3人の関係は複雑になっていく。
「夫/子ども」の写真9選
1963年にエリオット・グールドと結婚し息子をひとりもうけたバーブラ・ストライサンド。エリオットとは1971年に離婚し、1998年にジェームズ・ブローリンと再婚しています。ここからは「夫/子ども」の写真をピックアップ。
1963年に結婚したエリオット・グールドと
1968年10月 映画『ブリット』パーティー
息子のジェイソンと
1971年 映画鑑賞中
1998年に結婚したジェームズ・ブローリンと
2000年 ホワイトハウス 国民芸術勲章ディナー
2004年 第61回 ゴールデングローブ賞授賞式
2017年4月 75歳の誕生日祝い
2019年2月 ヴァニティフェア オスカー・パーティー
「美貌遍歴」19選
次に、60代からの「美貌遍歴」をお届けします。世界中のファンを魅了した美しさは、年齢を重ねても変わらないままです。
2002年(60歳)第74回 アカデミー賞授賞式
2004年(62歳)映画『ミート・ザ・ペアレンツ』ロサンゼルスプレミア
2005年10月(63歳)第10回 Grand Slam for Children ショー
2006年10月(64歳)ツアー初日 フィラデルフィアにて
2007年6月(65歳)レジオンドヌール勲章 叙勲式
2007年8月(65歳)映画『ハンティング・パーティー』スクリーニング
2009年9月(67歳)アルバム『Love Is The Answer』発売記念フォトコール
2010年(68歳)第82回 アカデミー賞授賞式
2011年2月(68歳)第53回 グラミー賞授賞式
2012年10月(70歳)『Release Me』ツアー ブルックリン公演
2012年12月(70歳)映画『人生はノー・リターン ~僕とオカン、涙の3000マイル〜』プレミア
2013年(71歳)第85回 アカデミー賞授賞式 バックステージ
2013年11月(71歳)第23回 ウーマン・オブ・ザ・イヤー
2015年4月(73歳)LACMA50周年記念 ガラ
2016年8月(74歳)『 The Music... The Mem'ries... The Magic!』ツアー ニューヨーク公演
2017年1月(74歳)ロサンゼルス ウーマンズ・マーチ
2018年6月(75歳)シャネル主催ディナー
2019年8月(76歳)シカゴ コンサートにて
2023年7月(81歳)Woman of Leadership Award
「現在」の写真2選
ハリウッド黄金時代を支えた名女優として、カリスマ的な人気を誇るバーブラ・ストライサンド。80代を迎えてもなお、その輝きは健在です。2023年には自伝を発表し、ライザ・ミネリやジュリー・アンドリュースと共演したドキュメンタリー映画『Divas:Barbra Streisand』も公開。ハリウッドの伝説として、精力的な活動を続けています。
2024年2月(81歳)第30回 全米映画俳優組合賞授賞式
2024年2月(81歳)第30回 全米映画俳優組合賞授賞式
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images