薄着なるシーズンは、アイテムひとつひとつの存在感が際立ってきます。あえてシンプルにまとめることで、大人の余裕漂うルックを完成させましょう。

■1:イザベル・ハートマンは…華やぎブラウスを引き立てるミニマルな黒アイテム

ワンカールの内巻きヘアスタイルがフェミニンブラウスにマッチ。
ワンカールの内巻きヘアスタイルがフェミニンブラウスにマッチ。

2024年4月上旬、ハンブルクの街中でスナップされたインフルエンサーのイザベル・ハートマン。シンプルながらもシックなムードに導くなら、やはり最愛の白と黒の配色に任せたいです。とろみのある優雅な素材や華やかなボリュームスリーブのブラウスは、ドロップショルダーだからこそ気張りすぎないエフォートレスな雰囲気にまとまります。そこにスリムな黒スリットパンツを合わせ、色とシルエットでメリハリを演出。シンプルなミニボストンバッグとバレエシューズを黒で統一し、程よいフェミニンが心地よいコーディネートを完成させました。

■2:マリア・バルテッコは…ソフト×ビターなカラーをミックスすればシンプルでも表情豊か

ぷっくりとしたイヤリングとメガネのフレームをゴールドでリンクし、華やかさをプラス。
ぷっくりとしたイヤリングとメガネのフレームをゴールドでリンクし、華やかさをプラス。

2024年4月23日、アイグラスとミニボブヘアがトレードマークのデジタルクリエイター、マリア・バルテッコをケルンでスナップ。これからの季節に大活躍する爽やかな白Tシャツに、黒スラックスを合わせてシンプルに。そこにクリームホワイトのワッフルジャケットとビターなダークブラウンレザーバッグを投入し、カラーや素材で立体感を獲得して。足元でもTシャツと同じ真っ白をリピートし、軽快に仕上げました。

■3:ソフィア・ガイスは…ショート丈のトップスならシンプルな上下がのっぺりしない

程よいハリのあるタック入りチノパンが、シンプルな着こなしを立体的に見せてくれます。
程よいハリのあるタック入りチノパンで立体感を演出。

2024年4月12日、ベルリンでスナップされたデジタルクリエイターのソフィア・ガイス。カットソーとパンツのシンプルワンツーは、ショート丈のトップスで肌見せし、ヘルシーかつ新鮮な表情へ。ワイドシルエットのパンツで抜け感をプラスしながら、ベージュを選んで大人らしさはキープ。黒ベルトでお腹周りを引き締めつつ、プラットフォームのサンダルでモード感をプラスしました。


初夏の街中で映える「シンプル」コーディネートテクニックをご紹介しました。シンプルなのにさらっと絵になる、そんな理想のバランスでこなれ感を獲得しましょう。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香