2024年4月29日（月）、ニューヨーク・ミッドタウンのデザインスタジオに、圧倒的なスターオーラを放ち、集合したセレブリティたち。大規模に開催されてきた例年のコレクションに比べ、ひっそりとしたオフィスの一角で行われた今回のラルフ ローレン フォール／ホリデイ2024コレクションですが、そのミニマルなセッティングと対照的に、ゲストの豪華な顔ぶれにも注目が集まりました。客席を彩った彼女たちのルックをチェックしていきましょう。
■１：長谷川潤さんは…ビスチェとカーヴィパンツが視線を奪う！パワーウーマンなネイビールック
デコルテの肌見せで圧倒的なオーラを放っていた日本人モデルの長谷川潤さん。フローラルなビスチェにピンストライプのパンツという、フェミニンとマスキュリンをミックスしたスタイリングを堂々と着こなしています。パンツのカーヴィなシルエットに今どきなモード感も漂って。テイラードジャケットを羽織り、迫力のネイビールックを完成。
■２：アナ・ウィンターは…プリントワンピースをブーツ＆ジュエリーで個性的に演出
アメリカンヴォーグの名物編集長、アナ・ウィンターもフロント・ロウに登場。ブルー、ブラック、ホワイトのストライプ柄ワンピースはウエストが絞られたアンクル丈で、彼女の定番シルエット。縦方向の柄がスッキリ見えを叶えます。一見爽やかなデザインですが、大ぶりのカラーストーンのネックレスと、スネークのようなツイストの効いたプリントがあしらわれた白ブーツを合わせてオリジナリティをミックス。ひと筋縄でいかないおしゃれ上級者らしい小物使いで、自分らしいスタイルにまとめています。
■３：グレン・クローズは…運命のホワイトスーツをリピート！
女優のグレン・クローズは5年前にSAGアワードを受賞した際にオーダーしたというカスタムメイドのパンツスーツで登場。「こんなに美しい服を一度しか着ないのはもったいない」とリピートで着用しています。ダブルブレストのジャケットにワイドパンツの、ミニマルだけれど視線を奪う、究極の洗練を表したスーツには、スタッズイヤリングとシルバーのクラッチバッグで余計なものを加えないのがルールです。
■４：ジェシカ・チャスティンは…煌めきに包まれる！1970年代風パーティルック
女優のジェシカ・チャスティンは、シルバーのホルターネックトップスに、パンタロンのようなシルエットの裾広がりのパンツを着用。煌めくスパンコールに大胆なカットのトップスは、華やかなシーンでドレスに負けない存在感を放ちそう！ バッグもシルバーでリンクさせ、色を統一することでシックに仕上げています。
■５：ケリー・ワシントンは…ラグジュアリーな光沢が鮮やか色を際立てて！大胆カラーコーデ
女優のケリー・ワシントンはエメラルドグリーンのシャツにパープルのラップ風スカートの、斬新な色合わせが印象的なスタイリング。ベルト、バッグ、サンダルはブロンズカラーで統一して、服の色を引き立てて。大きく開けたシャツの胸元にはカラフルな色石のネックレスを何重にも巻いて華やぎか感をさらにアップ！
ラルフ ローレンのフォール／ホリデイ2024コレクションでのセレブリティの装いをピックアップしてご覧いただきました。55歳になった元祖スーパーモデルのクリスティ・ターリントンがトップで登場、ショーの最後には84歳のデザイナー自身もトレードマークのウエスタンスタイルで現れるなどランウェイも大盛り上がり。スタンディングオベーションで華やかに終了したようです。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- PHOTO ：
- Getty Images
- WRITING ：
- 神田朝子
