雑誌『Precious』6月号では、【「シャネル オートクチュール」で知る最高峰のモードの夢】と題し、「シャネル」2024年春夏オートクチュールコレクションを特集。

ガブリエル・シャネルの時代に、女性解放のシンボルとしてメゾンのアイコンとなった「ボタン」を、バレエとダンスのロマンティシズムに結びつけた2024年春夏オートクチュールコレクション。

最上のメティエダール(芸術的な手仕事)で至高の独創性を生み出したクリエイションが、夢のような物語の扉を開きます。

琴線に触れる、儚く繊細な究極の美の世界へようこそ

ジャケット_1
ジャケット(シャネル〈シャネル オートクチュール〉)

「シャネル」のオートクチュール制作に欠かせないアトリエのひとつ、「ルマリエ」による刺繍が施されたカラーをあしらったツイードジャケットは、コレクションの幕開けを告げたファーストルック。このカラーは、写真家ジョージ・ホイニンゲン=ヒューンが撮影したガブリエル・シャネルの肖像画にちなんだもの。

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コートドレス・スカート・タイツ(シャネル〈シャネル オートクチュール〉)

衣服の開け閉めを容易にするボタンが、かつて女性たちの動きを制限していたものから解放し、自由を与えた…。メゾンにとって継承の象徴であるボタンが多用された今コレクション。乳白色のジュエルボタンが煌めくコートドレスは、チュチュを重ねたバレエシルエットがフェミニン。黒と白で力強く。

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ジャケット・トップ・スカート・タイツ・靴(シャネル〈シャネル オートクチュール〉)

シルバーのシークインが縫い込まれたジャケットに、趣向を凝らしたジュエルボタンでさらなる輝きを与えて。儚げなペールピンクのペチコート付きチュールスカートのウエスト部分には、ラダーステッチ技法の繊細なブレード装飾があしらわれている。

アーティスティック ディレクター、ヴィルジニー・ヴィアールが描く静謐でいてエモーショナルなクリエイションに心酔

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ジャケット・トップ・スカート・タイツ・靴(シャネル〈シャネル オートクチュール〉)

手仕事から生まれる美の極致に触れる、アートのような一着を纏まとう喜び

トップス_2,靴_3
ドレス・トップ・タイツ・靴(シャネル〈シャネル オートクチュール〉)

短冊状のチュール生地を幾重にも重ねて、躍動的な量感を出したブラックドレスは、全体像でとらえると白の抽象的なフローラルモチーフが浮かび上がる。ボウモチーフの刺繍が施されたインナースカートと共に、マチュアな愛らしさが表現されている。

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ドレス・トップ・タイツ・靴(シャネル〈シャネル オートクチュール〉)

メゾンのアイコニックなコード、高貴な装飾ディテール、創造性に溢れた夢々しいデザイン…リアルとファンタジーで織りなす羨望のオートクチュール

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ドレス・タイツ・靴(シャネル〈シャネル オートクチュール〉)

神話の女神を彷彿させるような、清らかなラグジュアリームードを纏わせたエクリュホワイトのアシメトリードレス。ジャカードクロッケ織のキルト生地を使い、トップとベルト部分のシルクチュール素材には、シフォンとビジューを用いたドット刺繍が施されている。

靴_6
ドレス・タイツ・靴(シャネル〈シャネル オートクチュール〉)

パーリーホワイトのブレードに、花びらのようなフォルムのシークインとビジューで形づくった立体的な花を散りばめて、きらびやかな輝きで埋め尽くしたベアトップのティアードドレス。ブラックのチュールトレーンが歩くたびに軽やかに舞い、全方位で華やぐ一着に。

アトリエのサヴォアフェールから生まれるクリエイションの頂点|魅惑のオートクチュール・ファンタジー

(C)CHANEL
(C)CHANEL

ボタンを模した巨大オブジェが天井に飾られた円形会場。ショーのオープニングを飾ったのは、メゾンのアンバサダーであり、熟練したダンサーでもある俳優のマーガレット・クアリー。

Photo by George Hoyningen-Huene (C) RJ Horst
Photo by George Hoyningen-Huene (C) RJ Horst

輝かしい伝統を誇るオートクチュールメゾン「シャネル」。ヴィルジニー・ヴィアールによる創造的なクリエイションを支えるのは、メゾンが守り続けてきた芸術的な手仕事です。ショーピースの制作には「シャネル」の核心を担うアトリエと、メゾンとパートナーシップを結ぶ8つのアトリエが携わり、最高峰の作品が生み出されています。

今年も、去る1月23日にパリのグラン パレ・エフェメールで、「シャネル」の2024年春夏オートクチュールコレクションが発表されました。その華麗なるハイライトをお届けします。

コレクションのキーとなったのは、装飾と実用性を兼ねる「ボタン」。動きやすく機能的な装いを追求していたガブリエル・シャネルの時代に、服飾の観点から女性を解放した、この象徴的なディテールがフォーカスされました。そして、ヴィルジニーは伝承のストーリーテラーのごとく、「シャネル」と伝統的に縁の深いバレエやダンスの世界を結びつけ、発展させていったのが今回のオートクチュールコレクションの特徴です。

「私は身体と衣服がもつ力と優雅さを、チュールやフリル、プリーツ、レースで構成された、極めて軽やかで優美なコレクションに集約させようと試みました」と語ったヴィルジニー。今年は、ガブリエル・シャネルが初めてバレエ衣装を手掛けて一世紀が経ち、「シャネル」とバレエとの絆の強さに再び注目が集まる年でもあります。

ファッションと舞台芸術のエレメントが共鳴し合うコレクションで、モデルたちはまるで解き放たれたパフォーマーのように軽やかに麗しいドレスを纏い、モダンで詩的な世界が繰り広げられました。

〈CHANEL Haute Couture〉2024年春夏オートクチュールコレクションを彩る麗しき美の集積

(C)CHANEL
水彩画のような淡いピンクやホワイトを中心としたカラーパレットの鮮やかな色彩は、シャネルが親交を深めた、セルゲイ・ディアギレフが創設した「バレエ・リュス」の恩恵を受けている。(C)CHANEL
(C)CHANEL
ひと目で「シャネル」のコードとわかるボタン。宝石のような大胆な輝きを添えるジュエルボタンが多くのルックで登場。(C)CHANEL
(C)CHANEL
1924年創業の歴史のあるアトリエ、「ルサージュ」による制作風景。(C)CHANEL
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制作に80時間を要し、4151個のパーツが用いられたフラワーバスケットの立体刺繡。(C)CHANEL
(C)CHANEL
ドレス。トルソーに着せてボディのラインに沿って縫っていく。(C)CHANEL
(C)CHANEL
いつものように、ラストを飾ったのはローブ・ド・マリエ。バレエの舞台衣装を彷彿させる、クラシックとコンテンポラリーが香り立つデザインに、今季のテーマ性が映し出されて。(C)CHANEL

問い合わせ先

シャネル カスタマーケア

TEL:0120-525-519

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PHOTO :
藤森星児
STYLIST :
伊藤美佐季
HAIR MAKE :
ASASHI(ota office/ヘア)、 KIE KIYOHARA(beauty direction/メイク)
MODEL :
稲垣貴子
EDIT :
下村葉月、喜多容子(Precious)