「暖かさと春らしさを兼ね備えた、ロングジレが便利」

日中の陽射しに、少しだけ春の気配を感じる
今日このごろ。真冬に逆戻りしたような
雪の日もあったりで、油断はできないのですが、
それでも気分的には、重く、暗い色のアウターが
少し息苦しく感じられます。そこで選んだのが、
ライトカラーのダウンのロングジレでした。
表地が淡グレージュ、裏地がオフホワイトという
ロングジレの軽やかで澄んだ配色も、
ダークトーンの冬を過ごしたあとには新鮮で、
思い切って全身を、ジレの色に合わせた
ライトなワントーンでそろえてみました。
気持ちは春…といえども、極端に寒がりなので、
トップスは温かさのあるカシミヤニットを選び、
しかもタートルニットの下には、
薄手のタートルカットソーを重ね着しています。
さらに朝晩の寒さ対策として、カシミヤニットの
大判ストールをプラス。日中は首に巻き、
寒くなったら肩にかけることで、
十分に寒さがしのぐことができました。
このロングジレ、晩秋から初冬は長袖のカットソーや
ワンピースに重ねても活躍したアイテム。
なかなか寒くならない、そして急に暖かくなる
今の気候にはぴったりだと実感したしだいです。
「グレージュの着こなしに、ぴったりのバッグを発見!」

この日のワントーンのように、
グレージュを基調とした着こなしに合わせられる
バッグがあったら…とかねがね思っていましたが、
理想的なアイテムと運命の出合いをしました。
グレージュというやわらかい色に似合うよう、
あまりフォルムがカチッとしすぎず、
それでいてオンタイムにも持てるきちんと感があり、
たくさん入って、なおかつ軽くて、疲れない……
という欲張りな希望を満たしてくれたのが
“ポレーヌ”のCYMEというモデルです。
ベースは容量たっぷりのトート型なのですが、
底のほうにタックが入っていて、
丸みのある、まろやかカタチが魅力的です。
なおかつ両サイドのマグネットをはずすと
横広がりのバスケットのようなフォルムになり、
カジュアル感がアップするから、
これから春、夏にかけても活躍の予感。
グレージュも赤みが強すぎないから、甘さ控え目。
季節や着こなしを問わずに合わせられそうです。
ちなみに2025年の流行色のひとつが
「モカ・ムース」という色だと耳にしました。
なんとも美味しそうな色名ですが、
グレージュも、その延長線にある色ですね。
おなじみの色、落ち着いた色と考えがちですが、
今年はちょっとだけモードな気持ちで
着こなしてみたいと思っています。
(写真/エディターF&J 文/エディターJ)
「152cmだっておしゃれはできる!小さな天才、エディターJ『ワンパターンでうまくいく』」好評発売中
何度でも読み返したくなるこの1冊があれば、おしゃれに悩むことも少なくなるはず。
書籍やインスタ、WEB連載とさまざまなコンテンツを通して、エディターJのコーディネートを参考にすることで、日々のファッションをさらに楽しんでみてはいかがでしょうか。

エディターJのInstagramにもご注目ください!
エディターJのコーディネートをもっと見たい!という方も多いはず。書籍販売に合わせて、待望のインスタもスタートしています。
いますぐに取り入れたくなるファッションTipsをくまなくチェックできます。通勤時間や日常のスキマ時間の楽しみに、インスタフォロー(ユーザー名:152editorj)もお忘れなく!