舞浜駅からディズニーリゾートラインでベイサイド・ステーションへ。駅から降り立つと、広大なホテルの建物が目に入ります。東京湾を望むことができる「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」の1階に位置するブッフェ・ダイニング「グランカフェ」では、2024年5・6月限定で、本格的なスペイン料理が楽しめる「スペインフェア」が開催されています。

どのような料理が並んでいるのか、期間中に開催されるフラメンコ・パフォーマンスの様子とあわせてご紹介します。

9年連続ミシュラン ビブグルマン選出の人気料理店と初コラボ!

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会場内のポップ

今回のフェアでは、「ミシュランガイド東京」ビブグルマンに9年連続で選出という実力派レストラン「アロセリア・サル・イ・アモール」を含む、本格的スペイン料理を楽しめる4つのレストランを都内に構えるサル・イ・アモールグループと初コラボレーションが実現。

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「スペインフェア」ランチタイム 平日 大人 ¥4,900、子ども(4~12歳) ¥2,450、休日 大人 ¥6,000、子ども(4~12歳) ¥3,000、ディナータイム 大人¥7,500、子ども(4~12歳) ¥3,750

今回のコラボではグループ4店舗のシェフと協力してメニューを考案したとのことで、パエリアは代官山の「サル・イ・アモール」、バスク料理はバスク地方で修行したシェフがいる銀座の「アロセリア・ラ・パンサ」、バルらしい雰囲気の料理やスイーツは、中目黒と丸の内にある「バル・ポルティージョ」のシェフたちが手掛けたそうです。

代表取締役のビクトル ガルシア氏は「色鮮やかな食材がいろいろあるといいなという思いを表現しました。スペイン料理=パエリアだけではないので、少しずついろんな料理を楽しんでください」と話していました。

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル「スペインフェア」実食レポート

■1:気軽につまめる前菜がずらり!

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左から「“サルピコン”水ダコとベビーホタテのマリネ」、「白身魚のパステル」、「アンダルシア風サルモレホ」

日本料理のように、新鮮な魚介類を用いるスペイン料理。タパスと呼ばれる小皿料理も充実しており、気軽に食べられる点も魅力です。

前菜では、水ダコとベビーホタテを使ったサルピコンが登場。サルピコンとは、魚介や野菜を細かく刻んでドレッシングで和える料理です。今回はマリネとなっており、さっぱりといただけました。野菜のシャキシャキとした歯ごたえと、海鮮の食感が楽しい一品です。

「白身魚のパステル」のパステルとは、スペイン語でケーキという意味なのだそう。白身魚の香りが食欲をそそるパテのようなこちらの一品は、口の中でとろけるような食感がくせになりそう!

「アンダルシア風サルモレホ」はトマトの冷製スープ。さっぱりとした軽いスープで、酸味と甘みのバランスが絶妙です。お口直しにもおすすめですよ。

イベリコ豚の生ハム、スペイン産チーズ、ソブラサーダの盛り合わせ
イベリコ豚の生ハム、スペイン産チーズ、ソブラサーダの盛り合わせ
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“ルサ”ポテト・マヨネーズ・野菜のサラダ

スペイン産の豚の代表格、イベリコ豚を使った生ハムやチーズはおつまみに。「ルサ」と呼ばれるポテトサラダは、具材たっぷり! グリーンピースの食感や香りがほどよいアクセントになっていました。

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アンチョビとティタイナのピンチョ

食材を食べやすいサイズにした料理、ピンチョもスペイン料理の鉄板。「アンチョビとティタイナのピンチョ」では、アンチョビの下に、ツナやトマトを使ったアンダルシア地方のサラダ「ティタイナ」がたっぷり。ボリューム感もあり、食べ応えがありますよ。

■2:お米、肉、魚……食材豊富なメイン料理

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魚介とスペアリブのパエリア

スペイン料理のメインと言えば、パエリアは外せません。魚介とお肉の旨みがギュッとつまったパエリアは、まさにごちそう! スペインフェアのビュッフェの中で、必ず一口は食べたい一品です。

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エッグフラメンカ
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イカの墨煮とローリエライス

「エッグフラメンカ」は卵のフラメンコ風という意味。卵とトマトソースをピザのスタイルでいただきます。珍しい卵のピザは、意外性のあるおいしさ。

濃厚なイカの墨煮は、さっぱりとして香りがよいローリエライスとご一緒に。

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鶏もも肉のガーリックソテー

濃厚なガーリックの旨みが楽しめる「鶏もも肉のガーリックソテー」は万人に愛される味。濃いめの味付けで、お酒にも合いそう。ボリューム感があるので、ひとかけらでも満足度が高いですよ。

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鱈のバスク風
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“ソルサ”イベリコ豚肩ロースのスパイス焼き

「鱈のバスク風」は、魚肉が口の中でホロホロとほどける柔らかさ! 鱈の身の旨みが広がります。

そしてスパイスのおいしさがギュッと詰まった「“ソルサ”イベリコ豚肩ロースのスパイス焼き」も注目。ソルサとはガルシア地方の名物料理なのだそう。スパイスの独特な香りが食欲をそそります。辛いのかと思いきやまったく辛くないので、辛みが苦手な人でも安心です。

■3:できたても楽しめる!おいしいスイーツも外せない

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“フィジョア”ラードを使ったガリシア風クレープ

食後の楽しみとしてスイーツは欠かせません。もちろんスイーツも、スペインでおなじみのものが並びます。

「ガリシア風クレープ」はスペインの郷土料理のひとつ。もちもちの生地がおいしくて、満腹でもペロリといただけます。

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バスクチーズケーキ

バスク地方発祥の「バスクチーズケーキ」は、一口大にカットしての提供です。濃厚なチーズの味が、口の中いっぱいに広がりますよ。

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クレマカタラナ
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バスクチーズケーキは一口サイズにカットして提供

「クレマカタラナ」はカタルーニャ地方のお菓子です。パリパリとした表面のカラメルと柔らかい滑らかなカスタードのコントラストが楽しめる一品です。

スペイン気分を盛り上げる!フラメンコ・パフォーマンスにも注目を

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日本フラメンコ協会 ANIFプロデュースによるさまざまなアーティストが登場する

お腹がいっぱいになったら、ぜひ目や耳でもスペインを感じてみませんか。「スペインフェア」開催中の土日限定で、日本フラメンコ協会 ANIFプロデュースによる、さまざまなアーティストのフラメンコ・パフォーマンスが披露されます。

時間は12:00~、13:45~の1日2回。1公演15分~20分程度と、食後の休憩にぴったりの長さです。普段なかなか目にすることができない迫力満点のパフォーマンスは、きっと、心も満たしてくれますよ。


「スペインフェア」は2024年6月30日(日)まで。ランチ(11:30〜14:30 ※休日〜15:00)は90分制で、ディナー(17:00~22:30)は120分制となっています。

ぜひ、本格的なスペイン料理をビュッフェスタイルで満喫してみてくださいね。

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