シーズンレス、そしてタイムレスにも着こなせるデニム。今シーズンはセットアップ風に上下を揃えたり、スカートやポインテッドトゥと合わせる、といったドレスアップ顔のスタイリング人気です。今回は、デニムアウターを優雅に着こなしていたおしゃれ上手3名のスナップをピックアップしました。

■1:レイア・スフェズは…トレンドの「シャケット(シャツ+ジャケット)」でこなれた空気感を演出

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シャツの胸を飾るアナグラムがあしらわれたブラウンのレザーが品格ポイント。

フランスで開催されたパリファッションウィークで、モデルやインテリアブランド『THE OBLIST』のファウンダーとして活躍するレイア・スフェズをキャッチ。黒のクロップドトップスにロエベのデニムシャツを羽織り、ワイドパンツを合わせたスタイリングです。シャツはジャケットのきちんと感とシャツの軽やかさを合わせた「シャケット」のような雰囲気で、羽織るだけで今シーズンらしさ溢れるコーディネートに。ロエベのダークグリーンのクラッチをラフに持ち、パテント素材のポインテッドトゥをパンツの裾から覗かせて、デニムスタイルをドレスアップしています。

■2:サラ・ハリスは…モードなデニム・オン・デニムで洗練を後押し!

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削ぎ落としたグレーのストレートヘアにサングラスがクール!

イギリス版『ヴォーグ』の副編集長、サラ・ハリスは、ラージシャツとフレアパンツでWデニムを堪能。デザイン性の高いデニムが、本来のラフさやカジュアルさグレードアップ、ワンランク上のモード感漂うスタイリングを完成しています。足元はヌーディなサンダルでセンシュアルに仕上げて。

■3:エミリー・シンドレフは…フラワープリントでフェミニンに!ペールブルーとホワイトでクリーンまとめて

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青みピンクのリップで1980年代ムードを取り入れて。

2024年2月22日にイタリアのミラノで開催されたミラノファッショウィークにて、スタイリストでコンサルタントのエミリー・シンドレフをキャッチ。花柄のディテールが施されたブルーのデニムジャケット、オーバーサイズTシャツ、白のワイドレッグパンツをコーディネートしています。ウォッシュのかかったデニムのカラーにつなげるように、Tシャツはペールブルーのプリントをチョイス。シルバーメタリックのクロスボディバッグでクールさを添えるとともに、ポイントを上に持ってきてバランスアップ。ポインテッドトゥも同じトーンを選び、全身のカラーを抑えてスッキリ、洗練されたスタイルを完成。


今回はオーバーサイズなデニムアウターの着こなしについてご覧いただきました。カジュアル代表のイメージがあるかもしれないデニムですが、今シーズンはツイストを効かせてエレガントにドレスアップ。デニムの新しい表情をお楽しみください。

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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子