あらゆるコーディネートにフィットする、頼り甲斐のある黒。爽やかな季節にこそ、きりっとハンサムに着こなして大人ならではの余裕をアピールしてみましょう。

■1:レイチェル・マクアダムスは…セットアップで完成させるしなやかなブラックコーデ

すっきりとした黒コーデにマッチするよう、バッグは同色のミニハンドバッグをセレクト。
すっきりとした黒コーデにマッチするよう、バッグは同色のミニハンドバッグをセレクト。

2024年5月17日、第90回ドラマ・リーグ賞授賞式に出席するため、NYを訪れた俳優のレイチェル・マクアダムス。ジレとパンツのハンサムなセットアップは、黒を選択することでIラインを強調し、スタイルアップ効果を上乗せ。ウエスト周りにタックが施されている構築的なジレは、直接素肌にまとうことでしなやかさを倍増させました。さらにフレアラインのパンツが優雅さをアシストしてくれます。ミニマルシックを体現すべく、ジュエリーはあえて省くと吉。

■2:ルナ・ビールは…ショート丈のジレがあればお腹周りが覗いて黒同士が間延びしない

ハンサムなスーツスタイルをスニーカーで外す王道テクニックを活用。
ハンサムなスーツスタイルをスニーカーで外す王道テクニックを活用。

2024年5月18日、第77回カンヌ国際映画祭にてモデルのルナ・ビールをスナップ。彼女もマスキュリンなセットアップを取り入れ、テクニック要らずで着映えを実現していました。オーバーサイズジャケットのインにお腹周りがちらりと覗くショート丈ジレを合わせているので、端正な黒に程よい抜け感が生まれています。さらに膝下がふわっと広がるフレアパンツがリラックスムードに貢献。モノグラムのビッグボストンバッグと、白黒のバイカラースニーカーでメリハリを授け、黒がのっぺりするのを防止しました。

■3:レナ・ゲルケは…ビッグジャケットを重ねてミニワンピースをモードに着こなす

白のショートソックスを投入するひと手間できちんと感をアップ。
白のショートソックスを投入するひと手間できちんと感をアップ。

同じく第77回カンヌ国際映画祭に参加すべく、カンヌを訪れたモデルのレナ・ゲルケ。ともすると重い印象になってしまう初夏の黒コーディネートは、ミニワンピースで素足をすっきり見せることで軽やかさをアピール。光沢感のある素材、ボックス型シルエットなら大人らしさを損いません。そこにパワーショルダーのビッグジャケットを重ね、フェミニンなワンピースをモードに誘導。ワンピースとは異なるツヤを放つトラッドなローファーを合わせれば、凛としたブラックコーディネートが完成します。


初夏に映える「ハンサムな黒」の装いを、セレブたちの最新スナップからお届けしました。意志を感じさせるカラーで、きりっと格好良い大人ならではの着こなしを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香