シャネルが、2017年春夏のオートクチュールコレクションを発表。エレガントなドレスやジャケットスタイルに注目が集まりました。 さらにフィナーレには、ジョニー デップの娘、リリー=ローズ デップがカール ラガーフェルドにエスコートされて登場したことも話題に!

©CHANEL
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おなじみの会場、フランス・パリ8区にあるグラン・パレで発表されたシャネルの2017年春夏オートクチュールコレクション。

今回、カール ラガーフェルドが考えたのは、「カンボン通り31番地のオートクチュールサロンの雰囲気をコレクションに取り入れる」、ということでした。

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それを端的に示しているのが、ショー会場中央に配置された鏡のシリンダー。

こちらは、カンボン通り31番地のサロン内に今も残る鏡張りの階段をモチーフとし、直接的な表現を避けながらも、その気品ある雰囲気を見事に再現しています。

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鏡のシリンダーに万華鏡のように美しく反射して登場するのは、象徴的なシャネルツイードを用いた、バリエーション豊富なスーツジャケット。

構築的なショルダーや、ハイウエストでマークしたラインが美しいシルエットを描きます。

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後半に登場したイブニングドレスには、サテンやオーガンザといった光沢のある素材や、フェザーやレースを合わせたボリューミーなドレスが登場。

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ラストルックを飾ったのは、ペールピンクのウエディングガウンを纏ったリリー=ローズ デップ。

観客からの喝采を浴びながら、カール ラガーフェルドにエスコートされて会場を一周し、歴史あるメゾンのオートクチュールコレクションを締めくくりました。

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EDIT&WRITING :
難波寛彦