コーディネートの夏らしさを格段に引き上げ、気負いないこなれたムードを授けてくれる「かごバッグ」。ご紹介する5名のお洒落賢者たちはみな、きれいめコーディネートの外し役として投入していました。

■1:ロミー・ストリドは…ミニサイズのかごバッグでクラシカルワンピースにモダンさを加えて

ボリューミィなフレアワンピースなので、バッグはコンパクトサイズを選ぶと良バランス。
ボリューミィなフレアワンピースなので、バッグはコンパクトサイズを選ぶと良バランス。

パリ ファッションウィークに訪れた、モデルのロミー・ストリド。クリームホワイトがしなやかなフィット&フレアワンピースにパールネックレスを加え、クラシカルなサマーフェミニンを堪能。そこにマイクロミニサイズがキャッチーなかごバッグを投入し、モダンさをトッピングしました。足元は黒のアンクルストラップパンプスで引き締め、メリハリを付けて。

■2:シエナ・ミラーは…ブルーストライプスーツの涼感を高めるネイビーかごバッグをチョイス

ウエストマークや袖のブラウジングで、セットアップに立体感をプラス。
ウエストマークや袖のブラウジングで、セットアップに立体感をプラス。

ウィンブルドン選手権での、俳優シエナ・ミラーの着こなしをピックアップ。ジャケットとパンツのセットアップは、くすみブルーにストライプ柄が施された生地で清涼感をアピール。ストライプの間隔が広めなので、カジュアルな雰囲気が加わってエフォートレスにまとまっています。かごバッグはネイビーを選び、涼感をアシスト。ころんと丸みのあるフォルムで、寒色コーディネートに柔らかさを足しました。

■3:アリッサ・ライリーは…民族調かごバッグでニュアンス配色の装いに奥行きをオン

シャツの裾をきゅっと結びつつ、ヌーディなサンダルを迎えて脚長効果を掛け算。
シャツの裾をきゅっと結びつつ、ヌーディなサンダルを迎えて脚長効果を掛け算。

ドライな質感が涼しげな白シャツと、ベージュのショートパンツというヘルシースタイルを披露したモデルのアリッサ・ライリー。小物は、パンツの色を拾ってベージュで統一するとしなやかさが引き立って、潔い脚出しスタイルも上品にまとまります。エキゾチックな雰囲気が夏らしいショルダーかごバッグで、ベージュの中に奥行きを授けました。

■4:マリア・ロザリア・リゾは…シックなアースカラーはロゴ入りかごバッグで遊び心をひとさじ

アンクル丈のパンツと華奢サンダルが軽やかさに貢献。
アンクル丈のパンツと華奢サンダルが軽やかさに貢献。

インフルエンサーのマリア・ロザリア・リゾをパリでスナップ。深みのあるカーキのセットアップは、鮮やかな新緑の季節の中で、シックな雰囲気をまとうことができます。そこに大きめかごバッグを投入し、シンプルワンツーの着こなしに穏やかなインパクトを添えて。ロゴ入りのバッグやネオングリーンのサンダルで、遊び心を添えると単調になりません。

■5:ヴィクトリア・ショイは…柄×柄もナチュラルなかごバッグに任せれば挑戦しやすい

ふんわりスカートなので、シューズは先の尖ったパンプスでシャープさを意識。
ふんわりスカートなので、シューズは先の尖ったパンプスでシャープさを意識。

2024年5月2日、ベルリンにてデジタルクリエイターのヴィクトリア・ショイをスナップ。ストライプ柄のエレファント型というユニークなかごバッグですが、マチがしっかりあって実用的なのもポイント。ラフィア素材ならではの柔らかさが白のバルーンスカートとマッチして、軽やかさ抜群です。アニマル柄シャツで柄×柄にしてもトゥーマッチにならないのは、抜け感のあるかごバッグ合わせだからこそ。


気になるデザインの「かごバッグ」はありましたか? 季節感を盛り上げてくれたり、外し役として活躍する優秀バッグで、夏ならではの着こなしを楽しみましょう。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香