リッチなカジュアルを楽しむときには、いつものモノトーン+デニムアイテムで切れよく仕上げてみませんか?マンネリな着こなしにならない合わせをマスターしてください。

■1:ハイディ・クルムは…ジレで取り入れると新鮮さが光るモードスタイルが完成

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BIGトートは白で取り入れて、軽やかさを強調。

2024年3月末、モデル、ハイディ・クルムがカリフォルニアで見かけられたときの着こなしです。白トップスに黒いクロップドパンツ、その上にデニムのジレを重ねていました。パンツはレザー素材のようですが、足首が見える短めの丈のため重たく見えません。さらにデニム素材とのミックスによって、こなれた今っぽいムードが光っています。肩がやや覆うようなジレのデザインも、とびきりスタイリッシュです。インディゴの色味がやや濃い目なことも、モノトーンと合わせてモードなニュアンスづけに。シンプルながらジレのラフな存在感が冴え渡る着こなしを完成させています。

■2:イザベル・ハートマンは…BIGジャケット&配色がショートパンツを大人っぽく味付け

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白いソックスが黒のローファーとメリハリになって、足元がシャープに見えます。

ドイツ、デュッセルドルフでインフルエンサー、イザベル・ハートマンがスナップされていました。白×黒インナーにジャケットを重ね、デニムのショートパンツをコーディネート。ジャケットは長めの丈で、ショートパンツの短さを自然にカバーできています。デニムのもつこなれ感がモノトーンのきちんとさと絶妙にミックスされ、リッチなカジュアルが完成。黒のトップスの襟元からほんのちょっとだけ白をのぞかせて、軽やかさをアピールしているところもさすがです。ベルトでウエストをマークし、黒で引き締めているバッグとローファーの小物使いも見習いたいポイント。

■3:ベラ・エマールは…パールやコサージュの白でウォッシュドGジャンの女子力アップ

バッグのフォルムがモードさの決め手に。黒いスカートとのコントラストが楽しめます。

デンマーク、コペンハーゲンでキャッチされたデジタルクリエイター、ベラ・エマール。Gジャンとロング丈のスカートを黒で投入していました。Gジャンはコンパクトなサイズで、ぴったり前を閉めているため、縦長のIシルエットが実現しています。ネックレスは2連でボリュームがあるタイプなので、上半身に視線が集まり、華やいだアクセントに。パールと同じフェミニンなテイストを、チェーンベルトにプラスしたコサージュで取り入れているアレンジもバランスよくまとまっています。デイリーの装いなのにどこか華のあるカジュアルに仕上がっていて、おしゃれ上級者の佇まいです。


モノトーンとデニムアイテムを合わせてリッチなカジュアルに仕上げていた3人の着こなしをチェックしました。インディゴのカジュアルさをバランスよく加味して、軽快なモノトーンスタイルを楽しみましょう。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀