黒を選ぶこと以外にも悩みを解消するポイントをつくり、雨の日も快適に過ごしましょう。3人の海外インフルエンサーの着こなしから、実用性と洒落感をクリアしたコーディネート術を解説します。
■1:ブランカ・ミロは…さっと一枚で絵になる黒ワンピースは丈感を意識して
アパレルブランド『LA VESTE』や、アイウエアブランド『delarge』を手掛けるブランカ・ミロを、ロンドン ファッションウィーク開催中のストリートでスナップ。コーディネートに悩みがちな梅雨シーズンには、悩まずともシックにきまる黒ワンピースが大活躍。風通しがよくなり、むしむししがちな時期でも快適さを獲得することができます。さらに足首よりも上くらいの丈感を選べば、地面につかないので水はねも気になりません。またフルレングスのワンピースではないからこそ、雨対策用のレースアップブーツのディテールがしっかりと見えて、黒の装いにリズムを宿すことに成功します。
■2:マリア・バルテッコは…ボーダートップスで単調さを防止しつつ、小物でお悩みを解消
デジタルクリエイターのマリア・バルテッコを、デュッセルドルフでスナップ。オールブラックコーディネートは、場合によってはのっぺりした印象になることがありますよね。マリアは実用性だけでなくお洒落心も満たすために、ボーダーカットソーにジレを重ねて奥行きをつくり、単調になるのを防止しました。ボトムは、ソールに厚みのあるサンダルとアンクルパンツの組み合わせで、パンツの裾が地面についてしまうのを阻止すると安心です。またコンフォートサンダルなら、雨に濡れてもさっと拭くができてストレスフリー。
■3:キャロライン・ダウアは…すっきり脚を露出すればボトムが濡れる心配もなく軽やか
人気インフルエンサーでストリートスナップ常連のキャロライン・ダウアの、パリ ファッションウィークでのコーディネートをピックアップ。梅雨時期のお悩みのひとつとして、急な大雨に降られてボトムが濡れてしまい、素肌にはりついて不快感があること… そんな問題も、あらかじめ脚をすっきり出しておけばさっと拭くことができる上に、初夏らしい軽やかさまで演出することができます。雨でも歩きやすいよう、シューズはショートブーツをチョイス。オールブラックがのっぺりしないよう、ベージュのベルトでウエストマークしメリハリを授けました。
ディテールにこだわった、雨の日でも安心な「黒」コーディネートをご紹介しました。雨の日が続くと気分もどんよりしがちですが、ファッションで気持ちを高めていきましょう。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香