湿気で広がりやすい髪をおしゃれにカバーしてくれるキャップ。薄着になる初夏シーズンの着こなしのポイントになってくれる点も見逃せません。大人ならではの洗練カジュアルを厳選したので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

■1:エリーゼ・ソーホーは…キャップとシャツを白でリンクして顔映えよく

レザー素材の編み込みバッグがあれば、シンプルカジュアルをクラスアップすることに成功。
レザー素材の編み込みバッグがあれば、シンプルカジュアルをクラスアップすることに成功。

2024年4月下旬、アパレルブランド『HEY SOHO』を手掛けるエリーゼ・ソーホーをハンブルクでキャッチ。白シャツと黒スラックスというクラシカルな組み合わせは、上下ともゆったりシルエットを選びつつ、シャツの裾をアウトにすることでエフォートレスなムードをまとって。シンプルな着こなしの雰囲気を崩さず、ポイントになるのが、刺繍ロゴ入りのキャップ。クリームホワイトなら、シャツとの調和が生まれ、表情をぱっと明るく見せることができます。カジュアルなキャップにマッチするよう、シューズはスニーカーを選んで軽やかさを倍増させていました。

■2:マリア・バルテッコは…キャップ×メガネの合わせ技で顔周りをコンパクトに

オーバーサイズのシャツとパンツには、フラットサンダルを合わせリラックスムードを加速。
オーバーサイズのシャツとパンツには、フラットサンダルを合わせリラックスムードを加速。

もうひとつ、シャツ×パンツ×キャップのコーディネートをピックアップ。デュッセルドルフでスナップされたデジタルクリエイターのマリア・バルテッコは、淡いブルーのストライプシャツでクリーンさをトッピング。ボタンを多めに外せば、裾に動きが生まれて一枚でもしっかり立体的です。キャップはパンツの黒をリピートし、引き締め効果をアップ。キャップとメガネのおかげで顔周りがきゅっと引き締まって見え、ゆったりとした着こなしがバランスアップしました。

■3:スー・ジアーズは…初夏、梅雨時期のオールブラックはキャップ投入でアクティブに

ロゴキャップやブレスレットのレイヤード、編み上げがポイントのブーツで黒一択の装いを立体的に。
ロゴキャップやブレスレットのレイヤード、編み上げがポイントのブーツで黒一択の装いを立体的に。

インフルエンサーのスー・ジアーズを、パリ ファッションウィーク開催中のストリートでスナップ。すとんと落ち感のある黒のワンピースは、スリット入りで動きをつけると単調になりません。ミモレ丈のワンピースにレースアップブーツを合わせれば、梅雨シーズンの雨対策にもなって便利。初夏や梅雨時期にオールブラックにチャレンジする場合、アクティブなキャップで軽やかさをプラスすると重たくならず、季節感にマッチさせることができます。


湿気対策はもちろん、こなれた印象を叶えてくれる「キャップ」コーディネートをご紹介しました。オフの日のお出かけには、さっとキャップを投入して快適かつお洒落な印象を実現しましょう。

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香