黒やネイビーのセットアップでは重たく見え、白を上下にするとちょっと派手…というときにはグレーを取り入れてみてください。 さっそく、ファッショニスタのアイテム合わせや着こなしアレンジを見ていきましょう。

■1:アンナ・ウィンターは…白Tのクリーンさを味方に軽やかモードエレガンスを実現

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シルバーのフープピアスがクールさを盛り上げています。

2024年5月半ば、デジタルクリエイター、アンナ・ウィンターがドイツ、ハンブルグでキャッチされたときの着こなしです。オーバーサイズのジャケットとロングスカートをグレーのセットアップで合わせて、インナーに白いTシャツを投入していました。体が泳ぐくらいのゆるっとしたサイズ感にスタイリッシュさが宿り、インナーの白が抜群の顔映りに。フロントを開け、スカートがスリット入りということもアクティブさを印象づけています。グレーのきちんとした雰囲気とクールな魅力が全面にアピールできる着こなしです。

■2:ハイディ・クルムは…×BIGシャツならリラックス感香るこなれたカジュアルに

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ミラー系サングラスならグレーの着こなしに浮かずにしっくり。

2024年4月、カリフォルニアで見かけられていたモデル、ハイディ・クルム。グレーのシャツとパンツをドットのような織りの同素材のセットアップで取り入れていました。シャツは両胸のポケットがデザインポイントになり、その周りのステッチ使いがワーク風の軽快さをもたらします。またドロップショルダーでゆるっと着られるデザインでは、旬のリラックステイストを表現。グレーを上下でそろえて着ても重たく見えないのは、こんなアクティブかつリラックス感が際立つデザインのおかげです。注目したいのは、メタリックシルバーのパンプス。ポインテッドトウで、さらなるシャープさを強調できます。

■3:ガブリエラ・ブルタゴは…ふんわり愛らしいバルーンボトムが旬バランスを叶えて

バッグのみピンクを投入。明るいカラーが差し色になって、華やぎポイントに。

デジタルインフルエンサー兼スタイリストのガブリエラ・ブルタゴは、2024年5月半ばパリでスナップされていました。ジャケットとバルーンスカートをグレーでまとめ、インナーには白Tシャツですっきりとコーディネート。ミニ丈のバルーンスカートは子どもっぽく見えがちですが、ジャケットとセットアップで、しかも落ち着きのあるグレーで着こなせばこれまでの印象を覆す結果に。ハンサムなグレーとフェミニンさが漂うバルーンがミックスされ、今っぽいモードスタイルに仕上がっています。足元には白をトッピングして軽やかに。ストラップ付きフラット靴で旬ニュアンスを感じさせています。


グレーのセットアップを取り入れていた3人のファッショニスタをピックアップしました。クールさはもちろんきちんと見えて、モードなニュアンスを漂わせています。彼女たちの着こなしテクニックを、毎日のスタイルにぜひ取り入れてみてください。

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EDIT&WRITING :
佐野有紀