雑誌『Precious』7月号では、別冊付録【比類なきサンクチュアリ「AMAN」 Perfect Book】と題し、内外のトラベラーを虜にし続けてきた「アマン」を特集。
“ここに泊まるためだけに旅をしたい”と思わせる魅力のすべてをひもときます。
今回はその中から、パーソナライズされた非日常の体験を提供する3つのホテルをご紹介します。
ゲストだけに許された壮大な冒険をアップスケールなおもてなしで堪能
アドベンチャラスなヴァカンスを求める「アマン」のゲストたちが楽しみにしているのは、パーソナライズされた非日常の体験。なかでも羡望を集めるジャーニーとは…
■1:Amandira(Indonesia)|海上の「アマン」で叶えるプライベートクルーズ!
「アマンディラ」の舞台は、2本の帆柱を持つインドネシアの伝統的な木造帆船。1組(最大10名/大人は6名までが最適)のゲストに対して、クルーは14名。船内には海を見渡せるマスターキャビンをはじめ、ふたつのデラックスキャビンを備えています。
1万7000以上の島々からなるインドネシア。「アマンディラ」の航海は、インド洋からフローレンス海を巡りながら「コモド国立公園」を探索する5泊以上のコースをはじめ多彩。滞在中はシェフがクリエイトするダイニングや、スパセラピストによるマッサージ、経験豊かなインストラクターとのダイビングほか、無限の楽しみを提案してくれます。
雄大な自然と心を通わせながら非日常にスイッチできる海上の「アマン」に、予約が絶えないのも納得です。
【DATA】
■2:Amanjena(Morocco)|オフロードの目的地は砂漠に佇む秘密のテント
雄大なアフリカ大陸にある「アマンジェナ」は、アトラス山脈の麓、マラケッシュの旧市街からサハラ砂漠につながる20分ほどの立地に。元々オリーブ農園だった広大な敷地には、空港とホテルをヘリコプターで移動するゲストのために、ヘリポートも用意。そんなスケールの大きさは、「アマンジェナ」のアドベンチャラスなアクティビティでも味わえます。
そのひとつが、四輪バイクやサイドカーでアガファイ砂漠を目指す、オフロードアドベンチャー。月面世界のような荒涼とした大地をどこまでも走り抜けると、「アマンジェナ」のプライベートテントに到着。そこでは伝統的なベルベル料理がふるまわれるほか、天候しだいで、砂漠に沈む幻想的な夕日や満天の星も楽しめます。
【DATA】
- www.amanjena.com
- 住所:Route de Ouarzazate km 12 40000 Marrakech Morocco
■3:Amanjiwo(Indonesia)|鉄道&遺跡ファン必見!優雅なトレインジャーニー
世界最大級の仏教寺院、ボロブドゥール遺跡と対峙するように建てられた「アマンジウォ」。ゲストの多くは旅のクライマックスに、鬱蒼とした密林の中で千年も眠っていた神秘の遺跡を目指します。
リゾートから遺跡までは車で10分。一方ジャカルタ発、「アマン」の専用車両(一両)で片道8時間のトレインジャーニーも、ゲストに人気。定員は、最大15名。但し年間の運行スケジュールが決まっているため、事前予約は必須です。
車窓の外に広がる人々の暮らしや大自然を眺めながらの優雅なトレインジャーニーでは、朝食、昼食、アフタヌーンティーのほか、人類学者によるプライベートレクチャーも。「アマンジウォ」に滞在しているからこそ叶えられるドラマティックな遺跡探索は、忘れられない思い出に!
【DATA】
- www.amanjiwo.com
- 住所:Ds.Majaksingi Borobudur Magelang Central Java Indonesia
問い合わせ先
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- PHOTO :
- (C)AMAN
- EDIT&WRITING :
- 本庄真穂・兼信実加子、安村 徹(Precious)