東京・日比谷で130余年間、国内外の賓客を迎えてきた「帝国ホテル 東京」。2024年7月1日(月)から8月31日までの期間、コラボレーション企画「おかえり!リサとガスパール」が開催されます。

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「リサとガスパール 帝国ホテルにやってくる!」より。帝国ホテルにやって来たリサとガスパール

フランス生まれの絵本『リサとガスパール』。うさぎでもない、いぬでもない、キュートなパリの住人である、おしゃまなリサとやさしいガスパールが繰り広げる小さな冒険の物語です。世界中で愛される物語は日本でも40作品が翻訳出版されています。

帝国ホテルとの関係は、3年前、絵本の作者であるアン・グットマン氏、ゲオルグ・ハレンスレーベン氏夫妻と、帝国ホテル 東京料理長 杉本雄氏のオンライン対談から「リサとガスパール 帝国ホテルにやってくる!」というオリジナルストーリーを元にした3点の作品が描き下ろされたことに始まります。杉本氏によるオリジナルメニューも開発され、2021年にアフタヌーンティーなどで提供されました。

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リサとガスパールのアフタヌーンティー「旅“TABII”PARIS-TOKYO」平日 ¥9,400、土日祝 ¥9,800

今年『リサとガスパール』が原作誕生25周年を迎えることを記念して、「おかえり!リサとガスパール」としてアフタヌーンティーやバータイムのプレートが提供されます。リサとガスパールのアフタヌーンティー「旅“TABII”PARIS-TOKYO」のメディア向け試食会にPrecious.jpライターが伺った様子を交えながら、ご紹介します。

「帝国ホテル 東京」が『リサとガスパール』とコラボレーションしたアフタヌーンティー「旅“TABII”PARIS-TOKYO」を開催

■1:オリジナルストーリー「リサとガスパール 帝国ホテルにやってくる!」とは?

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「リサとガスパール 帝国ホテルにやってくる!」より。ロビーのバラにうっとりするリサとガスパール

リサとガスパールはホテルのロビーへと進みます。まず目に入ったバラの装花にうっとりするふたり。チェックインを済ませ、レストランへ入ったリサとガスパール。いたずら好きなふたりは、食事中に席を離れキッチンを探索し始めました。ある銀の扉を開くとそこには、おいしそうな料理やデザートを作るフランス語を話すシェフが!

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「リサとガスパール 帝国ホテルにやってくる!」より。シェフと共にアフタヌーンティーを作るリサとガスパール

シェフに料理を教わりながら、リサとガスパールはアフタヌーンティー作りに挑戦して……。

というのがオリジナルストーリー「リサとガスパール 帝国ホテルにやってくる!」。今回のアフタヌーンティーはリサとガスパールが作ったものかもしれないと思うと、ワクワクしてきますね。

■2:リサとガスパールのアフタヌーンティー 「旅“TABII”PARIS-TOKYO」

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リサとガスパールのアフタヌーンティー 「旅“TABII”PARIS-TOKYO」1段目 ※写真は2名分

本館17F「インペリアルラウンジ アクア」で提供されるリサとガスパールのアフタヌーンティー 「旅“TABII”PARIS-TOKYO」。

リサとガスパールをかたどったチョコレートがのった「ヘーゼルナッツのサントノーレ」が目をひく1段目。フランス発祥のお菓子「サントノーレ」は、パリ・サントノーレ通りにあった菓子店に由来するのだとか。プレートの上は、お洒落なブティックが立ち並ぶサントノーレ通りを散歩するリサとガスパールがイメージされていて、周りにブティックのように華やかなスイーツが置かれています。

サクサクのブリオッシュ生地の中に、香ばしいヘーゼルナッツのプラリネクリームが入った「ヘーゼルナッツのサントノーレ」。なめらかなマスカルポーネとホワイトチョコレートのガナッシュクリーム、甘酸っぱいアプリコットやレーズンなどのドライフルーツがトッピングされています。リサとガスパールのチョコレートは1名につき、いずれかの提供です。指定はできませんので、どちらになるか楽しみにしていてくださいね。

真っ赤なシューが2段になった「フランボワーズのルリジューズ」は、バニラカスタードクリームやラズベリーコンフィチュールが詰まった、かわいらしいスイーツ。パリ発祥スイーツの代表格である「オペラ」はコーヒーとチョコレートのバランスが絶妙でした。

緑色の小さな「ローズマリーとオリーブオイルのマドレーヌ」はバターではなくローズマリーを漬け込んだオリーブオイルを使った新感覚マドレーヌ。ローズマリーと塩が効いていて、食べた瞬間はサレ風のケーキかと思いきや、食べ終わりはしっかりマドレーヌの風味となっていて驚きでした。

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リサとガスパールのアフタヌーンティー 「旅“TABII”PARIS-TOKYO」2段目 ※写真は2名分

2段目は何といっても「リサとガスパールのパン・オ・レ」が目を引きます。かわいらしいリサとガスパールの顔をかたどったミルクパンは優しい甘さ。1名分でリサもガスパールのふたりともついてくるのがうれしいですね。

ゲオルグ氏の出身地・ドイツの名物、ソーセージに特製のカレーソースとケチャップを添えた「カリーヴルスト」やフランスでポピュラーな料理であるクスクスを使ったサラダ「スモークサーモンと彩り野菜のタブレ」などのセイボリーも並びます。「カリーヴルスト」は帝国ホテル伝統のカレーを使ったソースが食欲をそそります。

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リサとガスパールのアフタヌーンティー 「旅“TABII”PARIS-TOKYO」3段目 ※写真は2名分

3段目にはクロワッサンを使った「パリジャンサンドイッチ」や「冷たいじゃがいものポタージュとコンソメのジュレ~パリの夕暮れ~」「ベーコンとトマトのピザ タルト仕立て」といったセイボリーがラインナップ。

バターたっぷりのパリパリなクロワッサンのサンドイッチも、日本のフランス料理界が「パリソワール」という名で伝えていきたいというじゃがいものポタージュとコンソメのジュレの組み合わせも絶品。リサとガスパールも味見したときににっこりしたことでしょう。


ほかにも、アフタヌーンティーからお酒に合うメニューを中心にセレクトされた1日10食限定のナイトプレート「Bonsoir!リサとガスパール」(シャンパン1杯付き ¥6,500)も提供されます。また、本館1階「ランデブーラウンジ」では、伝統菓子シブーストをリサとガスパールに見立てたデザートプレート「リサとガスパールのシブースト~シトロン風味~」(コーヒーまたは紅茶付き ¥4,200)も登場していますよ。

遊び心たっぷりな「帝国ホテル 東京」のコラボレーション企画「おかえり!リサとガスパール」。ぜひリサとガスパールと一緒に、パリの味を楽しんでくださいね。

※掲載商品の価格は、すべて税・サービス料込みです。
※「TABII」の“II”はローマ数字の2が正規表記となります。

問い合わせ先

  • 帝国ホテル 東京 
  • リサとガスパールのアフタヌーンティー 「旅“TABII”PARIS-TOKYO」
    提供場所/本館17F「インペリアルラウンジ アクア」
    提供期間/2024年7月1日(月)~8月31日(土)
    提供時間/11:30~18:00(L.O.)
    TEL:03-3539-8186
    住所/東京都千代田区内幸町1-1-1 

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この記事の執筆者
東京都在住。東京農業大学卒業後、自然体験活動に従事。2016年よりフリーランスライターに。ライフスタイル、エンタメ、レシピ作成記事などを執筆。自然環境、農林業、環境問題に明るい。好きなもの:散歩、コーヒー、アイス、チョコ。
EDIT :
小林麻美