双子が「イジィデ」のアトリエを覗く―「ヴァレクストラ」とアーティストfumiko imanoがコラボレーションした展覧会が六本木にて開催

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「Inside of the Edges and Lines_fumiko imanoの双子が覗いたヴァレクストラのアトリエ」展

イタリアのレザー製品ブランド「ヴァレクストラ」が、アーティスト・fumiko imanoとコラボレーション。2024年7月6日(土)~ 7月15日(月・祝)まで、六本木の21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3にて、新作アートの展覧会が開催されます。

作品は、imano氏が「ヴァレクストラ」のミラノの工房で撮り下ろしたもので、アイコンバッグ「イジィデ」が作られていく工程を、自身を双子のように撮影したセルフポートレートによって表現されています。

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展覧会の作品撮影のために作られた特別サイズの「イジィデ」

セルフポートレートから生まれた双子や、ぬいぐるみの動物が映り込む写真を、“家族のアルバムにも似た「リアル」な瞬間の切り取りだ”と語るfumiko imano氏。その作品は、ハンドバッグが形成されていく瞬間を捉えたドキュメンタリーであると同時に、写真をコラージュしたエッジから異次元の世界が姿を現すという、現実の「ゆらぎ」を表現するものでもあります。エッジのラインは、「ヴァレクストラ」のものづくりを特徴づける縁取りの工程「コスタペインティング(革の断面に黒インクを塗る職人の手仕事)」とも重なります。

ミラノの工房で職人たちが用いる数々のツールや家具、工房の環境音のなかで生まれた作品は、職人たちの内面までを覗き込み、手仕事のストーリーを従来とは異なる方法で解体していきます。

展覧会では写真のほか、実際にミラノの職人が使用しているツールなども展示されます。

開催概要

Inside of the Edges and Lines_fumiko imanoの双子が覗いたヴァレクストラのアトリエ
会期/2024年7月6日(土)~15 日(月・祝)
開催場所/21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3
所在地/東京都港区赤坂 9 丁目 7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
時間/10:00~19:00
入場料/無料


以上、「Inside of the Edges and Lines_fumiko imanoの双子が覗いたヴァレクストラのアトリエ」展についてご紹介しました。雨の多いこの季節は、アート鑑賞にぴったり。ぜひ会場に足を運んでみてください。

問い合わせ先

ヴァレクストラ ジャパン

TEL:03-5615-2379

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