スウィンギング・シックスティーズのアイコン、歌手で女優のフランソワーズ・アルディ。先日、80歳で亡くなった彼女の葬儀のため、パリのペール・ラシェーズ墓地に集まったセレブリティ5名のフランス流オケージョンスタイルをチェックしていきましょう。
■1:ブリジット・マクロン…異素材ミックスなジャケットでワントーンに立体感をプラス
フランス大統領夫人のブリジット・マクロンは、フロントと袖の素材が異なるデザインのダブルブレストジャケットに、スティックパンツを合わせたマスキュリンな装いを披露。ダークなトーンで統一した分、バッグやシューズのディテールが際立ちます。特に足元はヒールを選ぶことでさらに脚長に。ビブラムソールなので、歩きやすく、立っていることが多いオケージョンにピッタリです。
■2:カーラ・ブルーニは…ブラックスーツに白をミックスして軽快に
夫で元フランス大統領のニコラ・サルコジと共に参列したモデルで歌手のカーラ・ブルーニ。ラペルが細く、シャープな印象のジャケットとストレートパンツのミニマルなセットアップを着用しています。インナーは白Tシャツをチョイス。そのバイブスと合わせるように足元はローテクな白スニーカーを選び、フォーマルをドレスダウンしています。
■3:ラシダ・ダディは…エナメルシューズが品格をアップ!トラッド風パンツスタイル
フランス文化大臣のラシダ・ダディはジャストなサイズのボクシーなジャケットにブラウス、ストレッチの効いたパンツのコーディネートです。ブラウスの襟にあしらわれたフリルや、タッセルローファーのパテントレザーが、シンプルな着こなしに個性を添えてワンランクアップしています。
■4:アヌーシュカ・ドロンは…メタルのボタンやチェーンバッグでワントーンに輝きを添えて
アラン・ドロンの娘で女優のアヌーシュカ・ドロンは、インナーまでダークカラーで揃えたワントーンスタイルで登場。パンツをクロップド丈にし、シューズとの間に肌見せ部分を入れたことや、ジャケット&バッグのメタルパーツを加えることで、軽やかさや奥行きが生まれ洒落感を高めています。
■5:ノルウェン・ルロワは…モダンな足元とクロスボディバッグでカジュアルシックなスタイル
ゴールドボタンが目を引くダブルブレストジャケットを白のインナーに羽織り、ストレートパンツをコーディネートしていたシンガーソングライターのノルウェン・ルロワ。実は控えめにピンストライプが入ったセットアップ。「サンローラン」のバッグや「セリーヌ」のローファーといったフレンチアイテムを選び、カジュアルだけれどシックさも残る着こなしに。
今回はスウィンギング・シックスティーズのアイコン、歌手で女優のフランソワーズ・アルディの葬儀に集まったセレブリティの装いをご覧いただきました。オケージョンスタイルといっても、フランスでは日本のように厳格なルールがない模様。カラーだけはダークに抑えてますが、着こなし自体は自由な雰囲気が新鮮ですね!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子