若い世代のためのトップスと思って、敬遠している人も多い白いタンクトップ。大人っぽく旬ムードが漂うコーディネート術を紹介するスナップから取り入れてください。

■1:シャーロット・グレネヴェルドは…上半身を主張なくコンパクトに、Iシルエットを実現

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足元はフラットなスポーツサンダルを投入。テイストミックスになってこなれたムードを感じさせています。

スタイリストとしても活躍するブロガー、シャーロット・グレネヴェルドをパリでキャッチ。タイダイ風のプリントがモードなロング丈のタイトスカートに白いタンクトップを合わせていました。ボトムがダークな色合いなので、白いトップスがメリハリになってよく映えています。ウエストの高めの位置でマークしたことも、上半身をコンパクトにまとめられて、縦長のIシルエットが自然と完成。スカートに主張がある場合、どんなボトムも選ばないオールマイティな白のタンクが大活躍間違いなしです。顔写りもよくヘルシーさも抜群、ジャケットのインナーにも使えて、一枚持っているとかならず重宝します。

■2:ゾイア・モスールは…BIGシャツを重ね着すれば涼やかかつカバー効果にも

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バッグには小さめの白いかごバッグをセレクト。立体感あるフォルムがスタイリッシュ。

YouTubeの配信もしているインフルエンサーのゾイア・モスールが、パリでスナップされたときの着こなしです。白いタンクトップと黒いミニ丈スカートを組み合わせた上からBIGシャツを羽織っていました。タンクトップ×スカートが体にフィットするサイズのため、ゆるっと着られるシャツでスタイルカバーを。タンクトップだけで不安な場合も、ふわり風に揺れるシャツをプラスすると涼しげな印象が高まり、軽やかさ十分に。ミニマルなスタイリングをつくり上げたいときに、ジャストサイズで着られるタンクトップは、非常に便利です。華やかさはロングネックレスを加えて表現。簡単に女性らしいニュアンスが香ります。

■3:エリー・デルフィーヌは…ふんわりスカートを甘く見せずヘルシーさを際立たせて

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細いストラップのミュールはヒールありなので、辛口のエレガンスを完成させています。

2024年5月初旬、インフルエンサー、エリー・デルフィーヌはパリで見かけられていました。白いタンクトップにデニムのフレアスカートをコーディネート。タンクトップにはよくデニムパンツを合わせることが多いですが、上下ともスポーティーになり若々しいイメージにも。デニムをスカートで取り入れることで、新鮮味が際立つ装いができ上がります。アクティブなタンクトップなら、フレアスカートが女性らしくなりすぎないことも注目ポイント。胸元にボタンの付いたタイプは抜け感にもつながり、ネックレスで飾っても重たく見えません。


白いタンクトップをさまざまなボトムで今っぽく仕上げた3人を取り上げてみました。それぞれ、さすがのおしゃれアレンジを駆使して旬の着こなしに仕上げていたので、自身のコーディネートに反映させてみてはいかがでしょうか。

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EDIT&WRITING :
佐野有紀