雑誌『Precious』8月号では【個性とセンスが光る!「夏の配色美人」SNAPグランプリ】と題して、スナップ常連のファッショニスタたちによる、シックカラーを主役にした、トレンドのエッセンスと上品さを併せもつ着こなしを厳選しました。

今すぐお手本にしたい、ベーシックなスタイルを色で魅せる配色上手なセレブリティが登場。街で映える「夏の配色美人」のスタイルをおしゃれのインスピレーション源にして、ベーシックスタイルのブラッシュアップをしましょう!

本記事では、潔いコントラストでモダン&涼感が叶う「ハーフモノトーン」の着こなしをご紹介します。

川口夏希
Editor
本企画の担当でもあり、女性誌のファッション特集を手掛ける。日本と海外を行き来する影響もあり、街で映える着こなしを日々研究中。

潔いコントラストでモダン&涼感が叶う【ハーフモノトーン】

大人の輪郭をキリリと引き締める、白×黒の着こなしは夏の鉄板配色。エレガントスタイルでもカジュアルコーディネートでも、白と黒の分量をハーフ&ハーフにすることでコントラストが際立ち、メリハリのある印象に。

■1:Amalie Moosgaard(アマリー・ムスガード)

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デンマーク出身のモデル、アマリー(写真左)は、ベーシックアイテムを好み、飾らないおしゃれに定評が。ブラックシャツのボタンを開けて、深いVラインにしたり、袖をロールアップすることで、印象に残る着こなしへと昇華。双子モデルとして活躍し、セシリー(写真右)とのリンクコーディネートも話題に。

「自分らしさを追求した、ノンシャランなモノトーンスタイルに惹かれます」(川口)

■2:Caroline Issa(キャロライン・イッサ)

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英国の雑誌のディレクターとして知られるキャロラインは、ノーブルな着こなしを得意とし、Preciousの誌面にもたびたび登場。黒のインナーとハーフパンツで引き締めたら、仕立てのいい白シャツをさらりと羽織って。フレーム効果が生まれ、すっきりとしたバランスに。

■3:Milena Karl(ミレーナ・カール)

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シンプル&フェミニンなハーフモノトーンを楽しむ、インフルエンサーのミレーナ。ボトルネックのトップスとペンシルスカートで、ロング&リーンのシルエットをつくることで、シンプルな配色がさらにすっきりと着映えて。

■4:Jeanne Damas(ジャンヌ・ダマス)

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大きめのボウがあしらわれたレースブラウスとブラックパンツで、ドラマティックなモノトーンを堪能するのはファッションブランドを立ち上げたり、書籍を出版したりと、幅広く活動する、パリのアイコンセッター、ジャンヌ。パリジェンヌの気概を感じさせる、赤リップ&赤ネイルが彼女の定番。

■5:Pernille Teisbaek(ペルニーレ・タイスバック)

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ミニマル&モードスタイルを得意とするペルニーレ。白シャツのインにタートルネックのトップスを合わせて、モノトーンスタイルに奥行きを与えるのがペルニーレらしい。

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EDIT&WRITING :
川口夏希、福本絵里香(Precious)
写真提供 :
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