シンプルなトップスも、そこにニットを加えれば表情が宿って単調になりません。さらに二の腕のカバーができるという嬉しいポイントも。早速、この夏参考にしたいコーディネート術をチェックしてみましょう。
■1:ブルック・シールズは…ニュアンス配色はニットの肩巻きで視線を上に誘導させる
NYの街中でキャッチされた、俳優のブルック・シールズ。クリームイエローとホワイトという、フレッシュで夏らしいニュアンスカラーコーディネートを披露しました。淡い配色の着こなしは、タンクトップ、パンツ、スニーカーというアクティブな組み合わせでキレの良さを意識。さらに薄手のニットプルオーバーをくるっと肩周りに巻けば、立体感がプラスされるだけでなく、視線が上に集中してぼんやりして見えません。仕上げにタンクトップのカラーをリピートしたチェーンショルダーのレザーバッグで奥行きを授け、都会派カジュアルをコンプリート。
■2:ジェニファー・ガーナーは…ニットをラフに引っ掛けるだけでカジュアルワンツーも見違える
2024年6月24日、俳優のジェニファー・ガーナーをNYでキャッチ。ネイビーのボーダーTシャツに、同色のパンツを合わせて夏らしいマリンな趣を演出。細ピッチのボーダーなら、カジュアルに傾きすぎずキレイを両立できます。これだけだとやや物足りない印象なので、白ニットプルオーバーをさっと肩に引っ掛けて。そうすることで縦のラインが生まれ、スタイルアップにも繋がります。淡いグリーンが上品なレザーバッグを加え、スタイリッシュさをひとさじ加えればパーフェクト。
■3:ローレン・サント・ドミンゴは…シックな暗色コーデはニットを肩に巻いて完成度をアップ
ラグジュアリー通販サイト『MODA OPERANDI』を手掛けるローレン・サント・ドミンゴの、NYファッションウィークでの着こなしをピックアップ。タンクトップ×パンツのシンプルな組み合わせは、アメリカンスリーブのタンクトップを選ぶことでモダンさを獲得。さらに黒とダークブラウンの配色なら、シックな雰囲気が倍増します。トップスの裾をパンツにインしたら、ベルトを加えてスタイルアップ効果を上乗せ。仕上げにネイビーのニットトップスを肩に巻いて、知的なムードとメリハリを両得しました。
夏コーディネートの物足りなさを解消してくれる「ニット」の肩掛け、肩巻き実例をご紹介しました。立体感をプラスしてくれるだけでなく、日差しや冷房の冷えが気になるときにさっと羽織れる機能面にも注目したいです。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香