ご紹介するのは、ミモレ丈、ミドル丈、ミニ丈の、丈感が異なる3つの黒ワンピーススタイルです。万能な黒ワンピースは、ディテールにこだわることで立体感を獲得したり、自分らしさを叶えましょう。

■1:カイア・ガーバーは…黒を基調とした着こなしはコットンワンピースで重くさせない

フェミニンさが直球なワンピースは、黒に任せると大人顔。
フェミニンさが直球なワンピースは、黒に任せると大人顔。

2024年7月12日、NYの街中でキャッチされたモデルのカイア・ガーバー。リラックス感のあるコーディネートがお好みのカイアはこの日、フェミニンなワンピースをフラットシューズでカジュアルダウンしていました。黒を基調とした着こなしも、ふんわり軽やかなコットンワンピースを選べば重くなる心配がありません。またギャザー加工が施されたフィット&フレアシルエットで立体感を手に入れて。シューズは微光沢感のあるレザー素材を選び、黒同士が間延びするのを防止。仕上げに白のコットンショルダーバッグを投入し、軽快さを上乗せしました。

■2:セゴレーネ・ヒポリテは…ラフィアトートバッグでモノトーンルックを夏らしく味付け

腕、膝下の素肌をすっきりと見せて涼しげに。
腕、膝下の素肌をすっきりと見せて涼しげに。

インフルエンサーのセゴレーネ・ヒポリテをパリの街中でスナップ。彼女が指名した黒ワンピースは、ミドル丈のフレアシルエットがグッドガールな雰囲気のもの。やや太めのショルダーストラップと胸元に切り込まれたVカットが、スタイリッシュさを両立してくれます。シューズはきれいめなワンピースにマッチする、黒と白のバイカラースリングバックパンプスをチョイス。仕上げに扇型がしなやかさを演出してくれるベージュのラフィアトートバッグを迎え、モノトーンの装いを夏らしくまとめました。

■3:エマ・ロバーツは…ミニ丈ワンピースはシアースリーブのデザインで肌見せ面積を調整

ゴールドのスキンネックレスでさりげない華やかさを。
ゴールドのスキンネックレスでさりげない華やかさを。

2024年7月9日、トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』の撮影スタジオから出てきた俳優のエマ・ロバーツをキャッチ。フェミニンなアイテムを愛用しているエマは、レトロな趣漂う黒のミニワンピースを着用していました。素足を露出するミニワンピースは、なだらかなAラインで大人らしさをキープ。シアースリーブデザインで肌の露出面積を調整すれば、シックな印象にまとまります。ポインテッドトゥパンプスや白黒のバイカラースクエア型バッグという端正な小物を添え、エレガントな印象を倍増させて。


夏の装いがエレガントに整う「黒ワンピース」の着こなしをお届けしました。定番カラーのワンピースは、ディテールにこだわって新鮮さを獲得すれば無難に傾きません。ぜひ、ご紹介した3人を参考にしてみてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香