リラックス度を優先したい夏のコーディネートはややもすればだらっと見えがち。ですが、それでは女子力が上がりません。キュッとさせるポイントをつくってメリハリをつくるのが正解です。今回は迫力ある太ベルトを使った、モード、カジュアル、ベーシックとテイスト別の着こなしを見ていきましょう。

■1:リア・ミシェルは…モノトーンでまとめた軽快モードを確実に美スタイルに格上げ

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甲にストラップがあしらわれたフラットシューズで、フェミニンさを加味。

N.Y.トライベッカでキャッチされた女優、リア・ミシェル。この日は黒いブラウスの胸元を深く開け、白いショートパンツを合わせていました。黒×白のモノトーン配色はメリハリが効いていて、シャープさを放っています。カラーリングだけでももちろん引き締まって見えますが、黒いベルトでウエストマークすることでよりスマートな印象がアップ。同時に大人っぽさも強調できるので、ベルトの存在感を侮れません。そして、ミニバッグのみに赤を投入し、華やかポイントに。小さくてもきれい色がいちばん美しく映えるので、ぜひワンポイントに取り入れてみてください。

■2:ジェシカ・アルバは…リラックス感あるデニムカジュアルに女性らしさを香らせて

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ネックレスとバングルの重ねづけでこなれたムードを高めています。

女優、ジェシカ・アルバは、L.A.でスナップされていました。ブラトップとハイウエストデニムの上から白シャツを羽織って、爽やかに。ベルトはピンクベージュをセレクトし、着こなしに自然になじみつつ、ヘルシーさの決め手にもなっています。BIGシルエットのシャツがゆるっとリラックスさを表現できているので、逆にインの着こなしはフィット感あるトップスと幅太めのベルトで、逆のアプローチを。その結果全身にメリハリが出て、バランスのいいコーディネートが完成できています。ベルトと色を合わせたフラットサンダルが抜けになって、今っぽさのアピールに。

■3:エリー・デルフィーヌは…ベーシックなワンピースに絵になる細見えインパクトをプラス

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ベルトのバックルのゴールドをフープピアスでリピートして華やかさをアップ。

こちらは2024年5月20日、インフルエンサー、エリー・デルフィーヌがパリで見かけられたときの着こなしです。カットソータイプのワンピースに、幅が太めの黒ベルトでウエストをキュッとマークしていました。ワンピース一枚だとデイリー仕様ですが、ベルトを取り入れると一瞬にしてドレスアップ効果が出ています。サイドにスリットが入ったデザインで、歩いたり動いたりすると脚のラインが見え隠れするため、軽快さを強調。そのためインパクトあるベルトを合わせていても、重たさを感じさせません。ウエストマークによってストレートに上半身をコンパクトかつ簡単に細見えできます。


太めベルトを取り入れた3人のファッショニスタのSNAPをご紹介しました。ベルトの引き締めにより、モード、カジュアル、ベーシックとどんなテイストのコーディネートもスマート見えが可能です。ぜひ自身の着こなしにも取り入れてみてください。

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EDIT&WRITING :
佐野有紀