北陸のお酒とおつまみを器と共に楽しむ「べんがらラウンジ」が「界 加賀」にオープン
星野リゾートが展開する温泉旅館ブランド「界」は、全国に23施設。どの施設も、各地の温泉とともに地域ならではの歴史や文化を味わうことをコンセプトにしています。
石川県・山代温泉に位置する「界 加賀」は、北⼤路魯⼭⼈をはじめ、数々の文化人に愛された老舗旅館・⽩銀屋(しろがねや)を前身とする温泉旅館。国の有形⽂化財にも登録されている、紅殻⾊の伝統建築棟を有しています。
風情ある紅殻格⼦に囲まれた「べんがらラウンジ」は2024年3⽉13⽇(水)にオープンしたばかり。伝統工芸品である「九⾕焼」や「⼭中塗」の中から自分好みの器を選び、北陸のお酒とおつまみを楽しむことができる、4組限定のプライベートなラウンジです。開湯1300年の歴史を持つ温泉街を紅殻格⼦越しに眺めながら、⼣⾷後の静かなひと時を過ごすことができます。
自分好みの器で北陸のお酒とおつまみを楽しむ
書や篆刻、陶芸など幅広く活躍し、料理にも通じていた芸術家・北⼤路魯⼭⼈は、「器は料理の着物」と言う言葉を残しました。「界 加賀」では今でもその⾔葉を⼤切にしており、器と料理のマリアージュをテーマに、器を宝物として⼤切に扱っています。
ラウンジ新設にあたっては、作家の協⼒を得て、約100種類の器を⽤意。器の展⽰スペースから実際に器を⼿に取り、⾃分だけの宝物を⾒つけるように器を選ぶことができます。
そのようにして選んだ器には、北陸の⾷材を組み合わせたピンチョスやおつまみが盛られ、お酒と共に楽しむことができます。
お酒は北陸地⽅の⽇本酒3種、ウイスキー、焼酎、ジン、梅酒の中から1種類、おつまみは⾹の物やナッツ盛り合わせ、⽢味の中から1種類を選ぶことが可能です。
⼭代温泉の街並みを眺める1⽇4組限定の特等席
1300年の歴史を誇る⼭代温泉には、かつて多くの⽂化⼈が通った温泉街の原⾵景が今でも残っています。「べんがらラウンジ」は、そんな歴史ある温泉街を⼀望できる場所に位置しており、ライトアップされた街並みや⾵に揺れる柳の⽊を眺めながら、⼣⾷後の静かなひとときを過ごすことができます。
ラウンジを利用できるのは、1日4組限定。「枠の内」という伝統構法をそのまま生かしたつくりや、席の間を仕切る⽔引のカーテンなど、伝統工芸に囲まれたプライベートな空間となっています。
■「べんがらラウンジ」概要
期間:2024年3⽉13⽇から通年
時間:20:00〜22:30(22:00ラストオーダー)
料⾦:¥3,500円(2杯⽬以降の追加オーダーは700円〜)
含まれるもの:ラウンジ利⽤料、ドリンク1杯、おつまみ2品
定員:4組 (20歳以上の宿泊者限定、予約者以外の⾒学不可)
予約:要予約。予約はホームページにて利⽤前⽇の16:00まで受付
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- Precious.jp編集部