わずか数cm四方の小さな時計の中に宿る、つくり手の情熱と物語は伝統と革新をつないできた時計づくりの軌跡であり「奇跡」そのもの。だからこそ、じっくりと時間をかけて育まれたクリエイションはこんなにも美しく、エモーショナルで、私たちの心を揺さぶるのです。
雑誌『Precious』9月号では、【「新作時計」が生む感動のスペクタクル】と題して、全27ブランド・32本の魅力を総力レビュー! 燦々たるジュエリーウォッチから進化を遂げるラグジュアリースポーツウォッチまで、今年発表された新作から厳選してご紹介しました。
今回はその中から、男女問わず愛される、まさにジェンダーレスな、オーデマ ピゲ『ロイヤル オーク ミニ フロステッドゴールド クォーツ』の魅力をお伝えします。
【オーデマ ピゲ】さらなる進化を見せて不変の価値を伝えるラグジュアリーデザイン
1997年に誕生した20mm径のレディスモデルに着想を得た、現コレクション最小モデル。写真のPGとWGのほかに、YGモデルを擁する全3色展開で、最先端のクオーツムーブメントを搭載。
伊・フィレンツェのジュエラー、キャロリーナ・ブッチとのコラボ以来、メゾンが取り入れているフロステッドゴールド仕上げとプチタペストリー文字盤が溢れるほどの煌めきを湛えて。
1972年に誕生した、ラグジュアリースポーツウォッチの嚆矢である「オーデマ ピゲ」の『ロイヤル オーク』。
時計界きっての名デザイナー、ジェラルド・ジェンタが潜水士のヘルメットから発想したデザインを特徴とした時計で、男女問わず愛される、まさにジェンダーレスな魅力を放つ時計として人気を博しています。
そんな名作コレクションから、今年驚きの新作が登場! 新たに加わったのは、ケース径23mmのミニモデルです。ケースやブレスレットにはジュエリーの宝飾技術のひとつとしてフィレンツェに古くから伝わる鍛金加工、フロステッドゴールド仕上げを施し、その眩い輝きとミニサイズによってまるでひと粒の宝石のような美しさに。
本作は1997年のアーカイブを現代的に再解釈したもので、クラシカルでタイムレスな魅力がある一方で、約7年間駆動するクオーツムーブメントを取り入れた最新技術にも注目です。
※掲載商品の価格は、税込みです。
※文中の表記は、PG=ピンクゴールド、WG=ホワイトゴールドを表します。
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- PHOTO :
- 池田 敦(CASK)
- STYLIST :
- 関口真実
- EDIT&WRITING :
- 安部 毅、安村 徹(Precious)